角田裕毅、ホームシミュレータも使いトルコへ向け準備万端「ターン8は身体には厳しそうだけど、楽しみ!」

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が、今週末のF1トルコGPに向けてコメントを発表。初挑戦となるイスタンブールパーク・サーキットだが、ホームシミュレータも活用し、準備を整えていると語る。

角田裕毅、ホームシミュレータも使いトルコへ向け準備万端「ターン8は身体には厳しそうだけど、楽しみ!」

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、F1トルコGPに向けてチームのプレスリリースにコメントを発表。ハンガリーGP以来のポイント獲得に向けて意気込みを語った。

 角田は前戦ロシアGPで惜しくも予選Q3進出を逃し、決勝でも前のマシンを抜くのに苦しんだ。そしてレース終盤に雨が降り始めた際、ライバルたちがインターミディエイトタイヤに履き替える中、角田はソフトタイヤの新品に交換……雨が強まらない方向に賭けたのだ。しかし実際には雨は強まり、角田もすぐにインターミディエイトタイヤに交換せざるを得ず……ポジションアップの機会を逃し、結局17位でのフィニッシュだった。

 角田はこれで4戦連続無得点。サマーブレイク明けから、1ポイントも獲得できていないということになる。

「ロシアGPは僕にとって、残念なレースでした」

 角田はプレスリリースでそう語った。

「予選までは順調に進み、いつものように一歩ずつ前進させていたんです。例えばスパでの週末と比較すれば、インターミディエイトタイヤでの走行では一歩前進できていたんです。そのため、土曜日の午後、0.2秒の差でQ3進出を逃したのは、苛立たしいことでした」

「レースでは1周目にグリップがなく、多くのポジションを失いすぎてしまいました。その後はずっと、空気が乱れた中を走らなければいけなかったんです」

 角田は自宅にシミュレータを準備し、それを使って次戦トルコGPに向けた準備を進めてきたようだ。

「ロシアの後はファクトリーで過ごし、前回のレースを見直して、トルコに向けた準備をしました。いつものようにトレーニングもしましたよ」

「ホーム・シミュレータを準備したので、(トルコGPの舞台であるイスタンブールパーク・サーキットを)何周も走りました。もちろん、レッドブルが持っているような本格的なシミュレータとは全く同じというわけではありません。ホンモノとは大きく異なります。でも、これまで使ってきた中では最もリアルなホーム・シミュレータだと思います」

「シミュレータの主なメリットは、コースについて学び、自分のドライビングを研ぎ澄ませるということにあります。前のレースで起きたことを確認したり、特定のドライビングについて練習することもできます。だから、シミュレータが家にあると便利です」

「エンジニアと、やっていることについて話し合うこともできますし、エンジニアが作成したプランに基づいて、FP1から予選まで、レースの週末を共に働きながらシミュレートできるんです」

 トルコGPは昨年に続き2年連続の開催。しかしコロナ禍により開催中止となったグランプリの代替であったため、併催のFIA F2は開催されなかった。そのため角田にとっては、イスタンブールパーク・サーキットを走るのは今年のグランプリが初めてだということになる。

「昨年トルコではF1のレースがなかったので、イスタンブールパーク・サーキットを走るのはこれが初めてです」

 そう角田は語る。

「去年のF1のレースを見ましたが、非常に滑りやすいコンディションでした。雨のせいというより、新しい舗装のためだったと思いますから、今年はもっと良いコンディションになっているかもしれません。そうだといいですね」

「今回もいつものプログラム通り、新しいコースに慣れ、そして徐々にスピードを上げていくつもりです。ここ5戦はかなり安定はしていましたが、パフォーマンスもペースもあまり良くはありませんでした。今週末はもう少し、競争力を上げていければと思います」

「ドライコンディションならば、ターン8のようなコーナーがある、肉体的にも厳しいサーキットに見えます。だから簡単ではないと思いますが、実際に走るのを楽しみにしています」

 

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