フリー走行レポート
F1 メキシコGP
F1メキシコFP1:ボッタスがトップ。レッドブル・ホンダ勢はメルセデスの後塵を拝す、角田裕毅は最多周回で11番手
F1第18戦メキシコGPのフリー走行1回目が行なわれ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマーク。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は11番手だった。
滑川 寛
編集: 2021/12/13 8:15
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F1第18戦メキシコGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムでセッションを終えたのは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。
メキシコGPの舞台となるのは、メキシコの首都メキシコ・シティにあるエルマノス・ロドリゲス・サーキット。標高約2285mとかなりの高地に位置しているため気圧が低く、マシンやドライバーに大きな影響を及ぼす。ダウンフォースの効果が通常よりも小さいため、各チームとも大きなダウンフォースを生み出すための空力パッケージを搭載。ただ空気抵抗も通常よりも大きいため、トップスピードは伸びる。またドライバーが酸素を取り込むのが通常よりも難しいため、その持久力が試される1戦と言える。
母国GPとなるセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は、ヘルメットやレーシングスーツを着用。大きな注目を集めている。またマックス・フェルスタッペンが2017年と2018年に連勝、2019年も予選最速タイムを記録するなど、レッドブル有利という下馬評だ。
グランプリ初日となる金曜日の現地午後の気温は17度、路面温度は37度。青空がサーキットを覆った。
60分のセッションが開始されると、各車続々とコース上でマシンのチェックを行なった。2年ぶりのF1開催、そして普段から頻繁にレースを開催していないということもあり、コース上にはかなりのダストが舞った。多くのドライバーが最初の走行にハードタイヤを選択する中、メルセデスやアルファタウリ・ホンダ勢がソフトタイヤを選んだ。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)はスタジアムセクション出口のコーナーでスピンを喫し、リヤウイングを破損。その直後に、ペレスも同じコーナーでリヤからマシンをヒットさせてしまった。ペレスのマシンはダメージが大きいためか、マシンを高馬に上げフロアパーツの交換を行なったようだ。
これによりコース上に提示されたバーチャル・セーフティカーはすぐに解除。各ドライバーは走行を再開した。
走行ラインの路面コンディションが改善されたレース折返しを過ぎると、各車はソフトタイヤを投入し、パフォーマンスランを実施。1回目でソフトタイヤを履いたメルセデス勢やアルファタウリ・ホンダ勢は、2セット目にもソフトタイヤを選択した。
セッション序盤にクラッシュしたペレスのマシンも修復が完了し、新品のソフトタイヤを履いて残り22分というところで走行を再開。グランドスタンドに詰めかけたファンからは大きな歓声が響いた。
各車はソフトタイヤでの走行をそのまま継続し、60分のセッションは中断なく終了。トップタイムはバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで計測した1分18秒341。2番手となったチームメイト、ルイス・ハミルトンに0.076秒差をつけた。
その後ろ3番手、4番手に並んだのはレッドブル・ホンダ勢。フェルスタッペンがトップのボッタスから0.123秒差の1分18秒464、ペレスが0.269秒差の1分18秒610をマークした。
5番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が食い込み、コンストラクターズランキング5位を争うアルピーヌ勢やフェラーリ勢を上回った。
ガスリーのチームメイトである角田裕毅は、トップから1秒670秒落ちの1分20秒011で11番手。初のサーキットということもあり、同セッション最多の30周を走り込みコース習熟を行なった。パフォーマンス面でも、2セット目のソフトタイヤでのアタック1回目では、セクター1で全体ベストを記録して一時3番手に入るなど、初日から好調さを見せている。
なお角田は今回4基目のICE(内燃エンジン)とTC(ターボチャージャー)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、6基目のEX(エキゾーストシステム)を投入。ランス・ストロール(アストンマーチン)も複数のPUコンポーネントを交換することを選択した。これによりふたりは、決勝レースをグリッド最後尾からスタートすることが決定している。
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順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 バルテリ ボッタス 28 1'18.341 197.781 2
ルイス ハミルトン 24 1'18.417 0.076 0.076 197.589 3
マックス フェルスタッペン 28 1'18.464 0.123 0.047 197.471 フルリザルトを見る
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