レッドブル代表「今回はチーム全体の勝利」と称賛。しかし勝って兜の緒を締める

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、メキシコGPでのチームの戦いぶりを称賛。しかしまだタイトル獲得が決まったわけではないと、気を引き締めた。

レッドブル代表「今回はチーム全体の勝利」と称賛。しかし勝って兜の緒を締める

 F1メキシコGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝し、チームメイトのセルジオ・ペレスが3位に入り、チームとしては40点と大量ポイントを獲得することに成功した。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンの走りは驚異的だったと語ると共に、ペレスがマシンを自分のモノにしつつある状況を歓迎した。

 予選ではメルセデスにフロントロウ独占を許したレッドブル。しかし決勝レースでは、スタート直後にフェルスタッペンが首位に躍り出て、そのまま完璧な強さを見せて優勝。ペレスも終始ハミルトンにプレッシャーをかけ、3位フィニッシュを果たした。

「今日は素晴らしいレースであり、重要なチームとしての勝利だった。ドライバーも、ピットストップも、戦略も、そして信頼性に関しても、チーム全体が完璧なパフォーマンスだったんだ」

 ホーナー代表はそうチームのプレスリリースにコメントを寄せた。

「マックスは今日も驚異的だったよ。彼は(スタート直後の)ターン1でスペースを見つけた。(メルセデスのバルテリ)ボッタスは実にフェアで、フェルスタッペンに十分なスペースを残してくれた。私は、そう言わなければならないだろう。マックスはそれを最大限に活かし、その後レースをコントロールすることができた」

 フェルスタッペンはこれで今季9勝目。ホンダのPU(エンジン含む)を使ったドライバーとしては、1988年にマクラーレンMP4/4・ホンダを駆ったアイルトン・セナを抜き、年間最多勝記録を更新することになった。

「マックスはホンダのドライバーとしては、1年間で9勝を挙げた初めてのドライバーとなった。それまではセナの8勝という記録に並んでいたからね。彼とホンダにとっては、素晴らしい成果だと言えるだろう」

 またチームメイトのペレスについては、徐々にチームとマシンに慣れてきたことは、非常に心強いことだとホーナー代表は語る。

「チェコ(ペレスの愛称)にとっても、素晴らしい週末になった。彼は母国グランプリで先頭を走り、そしてメキシコGPで初めて表彰台を獲得したメキシコ人ドライバーとなった。彼にとってこの3位は、他のグランプリでの3位よりも特別なモノになったはずだ」

「彼はマシンへの自信を高め、パフォーマンスもどんどん力強くなっている。まさにそれが、我々が彼に望んでいたことだ」

 メキシコでは力強いパフォーマンスを発揮したレッドブル勢。しかしまだタイトル獲得が決まったわけではない。フェルスタッペンとハミルトンのポイント差は、現時点で19ポイント。まだまだ逆転の余地は残っている。

 ホーナー代表は次のように語り、兜の緒を締めた。

「次はブラジルGPだ。そして、スプリント予選レースが実施される。我々はまだ、スプリント予選レースでは優勝したことがない」

「今週末、特に予選ではメルセデスが高い競争力を持っていることを目の当たりにした。だからどんなことでも、当たり前だとは考えていない」

「まだ最大で107ポイント獲得できる可能性が残っている。まだまだ先は長く、レースもたくさん残っているんだ」

 

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