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F1サンパウロGP スプリント予選レース:ボッタスがポール獲得! 予選失格のハミルトンは最後尾から5番手、角田は15番手

F1第19戦サンパウロGPのスプリント予選レースが行なわれ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジション獲得。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は15番手となった。

Valtteri Bottas, Mercedes W12, Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 F1第19戦サンパウロGPのスプリント予選レースが行なわれ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が日曜日に行なわれる決勝レースのポールポジションを獲得した。

 今週末のサンパウロGPは、3回目となるスプリント予選レースが実施フォーマットで開催されている。このスプリント予選レースは総距離100km、全長4.303kmのインテルラゴスでは24周という短距離戦で、日曜日に行なわれる決勝レースのスターティンググリッドが決まる。

 スプリント予選レースのスターティンググリッド決める金曜予選で最速タイムを記録したのは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2番手に並び、タイトル候補がフロントロウに揃い踏み……と思われたが、予選後の車検でハミルトン車のリヤウイングに技術規則違反が発覚。DRS作動時のメインプレーンとフラップの間隔が規定値を超えていたのだ。裁定はスプリント予選レース前に発表され、ハミルトンは予選結果から除外。グリッド最後尾からスプリント予選レースをスタートすることを余儀なくされた。

 ハミルトンの予選失格により、フロントロウはフェルスタッペンとボッタス、2列目3番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)と4番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が並んだ。コンストラクターズランキング3位争いを繰り広げるフェラーリ勢とマクラーレン勢の計4台、そして今週末好調のアルピーヌ勢がその後方に並んだ。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)はセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)の後ろ12番手からスプリント予選レースをスタートした。

 タイヤ選択はソフトタイヤとミディアムタイヤが半々。グリッド前方ではレッドブル・ホンダ勢がミディアムタイヤ、ボッタスがソフトタイヤを選択した。

 ダミーグリッドからマシンがフォーメーションラップを開始する中、フリー走行2回目でサーキットを照らしていた太陽はどこへやら。雲がサーキットを覆った。その影響により、気温17度、路面温度35度と、FP2よりも特に路面温度が低下することになった。

 最後尾ハミルトンもグリッドに並び、オールレッドからスプリント予選レースがスタート。ソフトタイヤの理を活かし、2番手ボッタスがフェルスタッペンのインを突き、トップに踊り出た。フェルスタッペンがさらにソフトタイヤのカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に抜かれ3番手に後退する中、トップのボッタスは順調に後方との差を開いていく。ハミルトンは最後尾から2周目で14番手まで上がり、ポジション落としていた角田の後方まで迫った。

 フェルスタッペンのミディアムタイヤも徐々に機能し始め、4周目でサインツJr.を抜き2番手に浮上。レース後半に有利と目されるミディアムタイヤを履くフェルスタッペンは、15周目にボッタスの0.5秒後方まで迫った。

 4番手ペレスはタイヤに苦戦し始めたサインツJr.の後方1秒圏内に迫るも抜ききれなかった。その後方では21周目に7番手まで順位を上げてきたハミルトンがシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜き、6番手に浮上……ハイペースで前を追った。

 フェルスタッペンの攻撃を防ぎきり、決勝レースのポールポジションを獲得したのはボッタス。ソフトタイヤを選び、スタートを決めたことが最大の勝因だろう。2番手にはフェルスタッペン。3番手にはペレスから逃げ切ったサインツJr.が入った。これでボッタスに3ポイント、フェルスタッペンに2ポイント、サインツJr.に1ポイントが加点された。

 これによりフェルスタッペンとハミルトンのポイント差は21点に拡大したが、コンストラクターズランキングではメルセデスがレッドブル・ホンダとの差を1点から2点に開いた。

 ハミルトンはファイナルラップのターン1でノリスのインへ果敢に飛び込み5番手でスプリント予選レースを終えた。最後尾から上位勢を射程圏内に捉える順位まで回復させたものの、ハミルトンにはパワーユニット(PU)のICE(内燃エンジン)の交換により5グリッド降格ペナルティが科されている。

 角田はスタートで順位を落としたこともあり15番手でフィニッシュ。チームメイトのガスリーもソフトタイヤを履きながらも順位を落とし8番手と、チームとしても望み通りの結果とは行かなかった。

 
 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Finland バルテリ ボッタス 24 29'09.559     212.671
2 Netherlands マックス フェルスタッペン 24 29'10.729 1.170 1.170 212.529
3 Spain カルロス サインツ Jr. 24 29'28.282 18.723 17.553 210.419
4 Mexico セルジオ ペレス 24 29'29.346 19.787 1.064 210.293
5 United Kingdom ルイス ハミルトン 24 29'30.431 20.872 1.085 210.164
6 United Kingdom ランド ノリス 24 29'32.117 22.558 1.686 209.964
7 Monaco シャルル ルクレール 24 29'34.615 25.056 2.498 209.668
8 France ピエール ガスリー 24 29'43.717 34.158 9.102 208.599
9 France エステバン オコン 24 29'44.191 34.632 0.474 208.543
10 Germany セバスチャン ベッテル 24 29'44.426 34.867 0.235 208.516

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