角田裕毅、サンパウロGPのスプリント予選は15番手「ソフトタイヤを活かせなかった」
F1サンパウロGPのスプリント予選レースで、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はスタートからポジションを3つ落として15位でフィニッシュ。ソフトタイヤのパフォーマンスを活かすことができなかったと語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1サンパウロGPのスプリント予選レースを15位で終えた。
12番グリッドからのスタートとなった角田は、新品のソフトタイヤを履いた。しかしそのメリットを活かすことができずに1周目にポジションを落とすと、次第にソフトタイヤの性能が劣化。前を行くアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)についていけなくなったばかりか、最終ラップにはアストンマーチンのランス・ストロールに抜かれ、15番手でのフィニッシュとなった。
「今日の結果には満足できません。1周目にポジションを失い過ぎてしまい、その後はソフトタイヤのパフォーマンスを最大限に発揮できませんでした」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「今週末のフォーマットがいつもとは違うため、まだそれほど多くの周回を走ることができていません。でも今日の走行から多くのことを学び、明日のレースに向けて今夜見直します」
角田のチームメイトであるガスリーも、スプリント予選レースではソフトタイヤを装着。しかし、やはりスタート位置からポジションを落としてチェッカーを迎えることになった。
アルファタウリのビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーも、ソフトタイヤをうまく活かすことができなかったと語った。
「スプリント予選のタイヤ選択は複雑で、我々の間では白熱した議論を引き起こすことになった」
そうデゾトーは語る。
「ユウキにとっては、ソフトタイヤがスプリント予選レースのスタート時に、ライバルを攻撃するのに役立つのは明らかだった。でも、ピエールにとってはそうではなかった」
「残念ながら、我々の選択はうまくいかなかった。どちらのマシンも、ソフトタイヤを履いていたにも関わらず、1周目にポジションを失ってしまった。そしてレースが落ち着いた後は、期待していたようなペースを発揮することができなくなった」
「今夜はデータを詳細に分析して、今日苦労した理由と、明日へのアプローチを理解するつもりだ。ポジションを落としてしまったため、決勝レースは難しくなる。それでも、入賞できるチャンスはまだあるはずだ」
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