フェルスタッペンにも5グリッド降格ペナルティ。予選でダブルイエロー無視……ガスリーがフロントロウに|カタールGP

F1カタールGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに5グリッド降格ペナルティが科されることになった。3番グリッド予定だったバルテリ・ボッタスにも3グリッド降格ペナルティが科されたため、ピエール・ガスリーがフロントロウに昇格することになる。

フェルスタッペンにも5グリッド降格ペナルティ。予選でダブルイエロー無視……ガスリーがフロントロウに|カタールGP

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1カタールGPで5グリッド降格ペナルティを科されることが決まった。

 フェルスタッペンはカタールGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンに次ぐ2番手タイムを記録していた。しかし予選Q3最終アタックで、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがフロントウイングを破損したことによりスロー走行したために出されたイエローフラッグ2本振動を無視したとして、5グリッド降格ペナルティを科されることになった。

 これによりフェルスタッペンは、このカタールGP決勝を7番グリッドからスタートすることになる。

 FIAの発表によれば、フェルスタッペンが最終アタックでターン16を立ち上がった時、フラッグポイント16.6でイエローフラッグが2本振られていた。しかしながらライトパネルやマシンのダッシュボードにはイエローシグナルは表示されていなかったため、フェルスタッペンは減速する必要性に気付けなかったという。

 スチュワードはこの状況に同情しながらも、以下の理由により5グリッド降格の決定を下した。

1. F1スポーティングレギュレーション第27.1条には、ドライバーはひとりでマシンをドライブしなければならないと規定されている。

2. 国際モータースポーツ規則の附則Hには、旗とライトパネルは、同じ意味を持つと記載されている。そのため今回は、実際に振られていたイエローフラッグの指示を尊重する必要がある。

3. チームはフェルスタッペンが現場に到達する約34秒前に、FIAマーシャリングシステムでイエロー区間が発生したことを知っていた。そのため、旗が振られている際にそれを遵守するのは、ドライバーの責任である。

4. スチュワードがチームとドライバーの間での無線通信を調査した結果、チームは3.で言及された状況をドライバーに示すことはなかった。

5. フェルスタッペンは、コースの右側にガスリー車が低速で走行しているのを認識していたと認めた。そのため、危険が存在する可能性があり、イエローフラッグが振られている可能性があるということを認識し、適切な行動(つまり減速する)のが合理的である。

6. 2020年のオーストリアGPでは、44号車(ルイス・ハミルトン/メルセデス)に、シングルイエローフラッグを無視したとして3グリッド降格ペナルティをもたらし、2021年のバーレーンGPでは、5号車(セバスチャン・ベッテル/アストンマーチン)にダブルイエローを無視したとして5グリッド降格ペナルティが科された。そのため、今回についても標準的なペナルティを科す以外に選択肢はないと考える。

 なおフェルスタッペンには、ペナルティポイント2も付与されることになった。

 この他予選3番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)にも3グリッド降格ペナルティが科されているため、2番グリッドにはこのイエローフラッグの原因となったピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が並ぶことになる。

 
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