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フェルスタッペン健闘も2位。ホンダ田辺TD「戦闘力が拮抗する中、良い結果……さらなる前進のため全力を尽くす」

ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、F1ポルトガルGPの決勝レース終了後に行われたオンライン記者会見に登場。週末の振り返りなどを語った。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

Lewis Hamilton, Mercedes W12, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

Steven Tee / Motorsport Images

 F1ポルトガルGPで、ホンダ製パワーユニット(PU)搭載マシンは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2位を筆頭に、全4台がトラブルフリーで完走。しかし、メルセデスのルイス・ハミルトンに勝利を奪われてしまった。

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 レース後、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、オンラインで行なわれた会見に登場し、ポルトガルGPの週末を振り返り次のように語った。

「ポルトガルでの3日間は、午後になると強まる風と、あまりグリップが上がらない路面……どのチームも一緒ですが、なかなか難しい3日間だったと思います」

 田辺TDはそう語った。

「ホンダPUとしては基本的には問題なく、スムーズな金曜日と土曜日を過ごし、レースでも4台完走という形で、トラブルなく終えることができました。フェルスタッペン選手は、最終的にはメルセデス勢2台の間に割って入る形でフィニッシュすることができました。戦闘力が非常に拮抗する中、2位というのはこのサーキットでは良い結果だったと思います」

「戦闘力が非常に近いということもあり、予選がレースの結果に大きく影響すると思います。ですので、予選でパフォーマンスを最大限に発揮して、レースでもしっかり走るという当たり前のことがしっかりできるよう、今後もチームと一緒に準備をして戦っていきたいと思います」

「昨年のフェルスタッペン選手は、予選でコンマ数秒、決勝では30秒以上の差をハミルトン選手につけられていました。でも今年は、去年と比べると差が縮まっていることを裏付けるような結果でした。レース終盤にファステストラップを狙うためにタイヤ交換を行なったので、レース結果としては大きな差がついています。でも、本来ならば5秒差くらいでチェッカーを受けられたはずです。そういう意味では大きく改善できています」

「しかしながら、まだまだ追いつき、追い越すために、全力を注いでいかなければいけないです。そう思えるレース結果でした」

 とはいえ、開幕戦バーレーンや第2戦エミリア・ロマーニャGPと比べれば、レッドブルはメルセデスに遅れを取ったようにも見える。また同じホンダPUを使うアルファタウリ勢も、これまでは中団グループ上位を争っていたにもかかわらず、今回のポルトガルGPでは、ピエール・ガスリーが10位に入るのが精一杯。角田裕毅に至っては、15位からポジションを上げることができなかった。

 アルファタウリはポルトガルのコース特性に合っていなかったのか? そう尋ねられた田辺TDは、次のように語った。

「そこはなんとも言えません。前の2戦と比べると、少し苦しかったなと思います。ガスリー選手の予選結果を見ても、少し苦しい展開でした。それがクルマの特性として合っていたのかどうか、私には分かりません」

「マシンのバランスやタイヤのグリップに苦労したというのは、どのチームでも同じことだったと思います。そういうクルマに乗った角田選手は、今週色々なことを学んだと思います」

 では逆に、PU側でサーキットの得手・不得手というのが生じることはあるのだろうか? これについて田辺TDは次のように説明した。

「PUはICE(エンジン)とERS(エネルギー回生システム)のバランスなので、当然得手・不得手があります」

「ただ今回は、非常に標準的な外気温でしたから、あまりPUによる得手・不得手は生じなかったと思います。もう少し涼しいコンディションだったりすると、それが生じるかもしれませんけどね。サーキットの特性、そして週末の環境によって、得手・不得手が出てくると思います」

「今回のサーキットが特徴的かというと、それほどでもないと思います。なのでPUの特性が影響したというようなことはないと思います」

 ということは、車体の特性による得手・不得手があったということなのか? その問いに対して田辺TDは次のように語った。

「それを私の口から言うのは難しいです。車体とPUのパッケージ全体として、得手・不得手が生じる場合があることです」

 

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