ホンダPU勢、初日は「悪くない結果」と田辺豊治TD。角田祐毅には土曜の挽回を期待
ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは第5戦モナコGP初日を終え、ホンダPU勢として悪くない結果だと語り、重要な予選に向けて準備を進めたいと述べた。
モンテカルロ市街地コースで行なわれているF1第5戦モナコGP。初日フリー走行でホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するレッドブルとアルファタウリは、4台中3台がトップ10入り。ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは悪くない結果だと語る。
伝統のモナコGPは昨年のレースが新型コロナウイルスの影響で中止となったことで、2年ぶりの開催。ホンダPU搭載勢はFP1でレッドブルのセルジオ・ペレスがトップタイムをマークする好調な滑り出しとなった。
FP2ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の4番手タイムがホンダPU勢で最上位。また角田祐毅(アルファタウリ)がガードレールに接触したことで、マシンにダメージを負い走行を11周で切り上げることになるなど、問題も発生したがPUとしてはトラブルフリーな1日だった。
最終的にはフェラーリ勢が速さを見せたモナコGP初日だったが、田辺TDはトップ10内に3台が入った初日を悪くない結果だと見ており、モナコで非常に重要な予選に向けて準備を進めたいと語った。
■ホンダF1 田辺豊治テクニカルディレクター
「今日のモナコGP初日は、PUとしてはトラブルなく順調な一日となりました。2年ぶりのモナコGP、かつ今年の新しいPUでの走行初日となりましたので、今日は基本的な機能確認に合わせて、色々とPUの設定データの変更なども行い、各種データを集めました。まだ木曜ではありますが、P1ではトップ10に4台、P2でも3台が入り、悪くない結果だと思っています。ただ、ここまでのレースと同様に非常に僅差の戦いになると想定しています」
「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田選手は、P2途中でガードレールへ接触し、若干マシンにダメージを受けました。その修復のために、残念ながらセッションを途中で切り上げることとなり、初走行となるモナコで、貴重なプラクティスの時間を失う結果となりました。明日の金曜はモナコGP特有のスケジュールのために走行がありません。じっくりと今日の走りのデータを見直し、土曜日から挽回してほしいと思います」
「我々としても、モナコならではのこの時間を有効に使い、ここでは非常に重要となる土曜の予選と、その後のレースに向けて準備を進めていきます」
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