角田裕毅のF1フランスGPは13位「タイヤが完全に終わってしまった」……ポイント獲得のために、予選の改善が急務
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1フランスGP決勝でアルファロメオ勢をアンダーカットするために早々にピットインしたものの、最後にはタイヤの寿命が尽きてしまったため、厳しいレースになったと語った。
Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02, Lance Stroll, Aston Martin AMR21
Charles Coates / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1フランスGP決勝レースを13位でフィニッシュした。
角田は予選Q1でクラッシュ。この影響でギヤボックスとフロアを交換し、ピットレーンからレースをスタートすることになった。
レース序盤は前を行くマシンを次々にオーバーテイクし、4周目には16番手まで浮上。ポイント獲得の可能性も匂わせた。
「1周目は本当に良かったです。ピットレーンからスタートして、なんとか3つポジションを上げることができたんです」
角田はプレスリリースにそうコメントを寄せた。しかしその後、ミディアムタイヤを履いてスタートした角田は、ハードタイヤを履くキミ・ライコネン(アルファロメオ)の後ろに詰まってしまう。そのためチームは早々に角田をピットに呼び戻し、ハードタイヤを履かせた。全ドライバー中、2番目に早い段階でのピットストップだった。
「僕は別のコンパウンドのタイヤを履く、アルファロメオの後ろに詰まってしまいました。そのため、ハードタイヤを履いてアンダーカットを成功させようと思いました。その作戦を成功させるためにも、僕は最初から攻めて走らなければいけなかったんです」
「でもレースの終わりを迎えるまでに、そのタイヤは完全に終わってしまいました」
レースを完走できたことはポジティブだとしながらも、予選をしっかりまとめ上げること……それが課題だと角田は語る。
「僕のF1マシンでの走行距離と、レース経験は確実に増えています。それは、僕にとって本当にポジティブなことです」
角田はそう語る。
「今はグリッドのさらに上のポジションからレースをスタートし、ポイントを獲得する可能性を高めるためにも、予選の改善に取り組む必要があると思っています」
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