アルファタウリ・ホンダ、オーストリアGPは厳しいレースに。角田裕毅「難しい1日だった」
角田裕毅は、F1オーストリアGPの決勝を12位でフィニッシュ。予選では7番手と好調な走りを披露した角田だったが、ソフトタイヤでのスタートに苦しみ、ポジションを落とした。チームメイトのピエール・ガスリーも同様に苦戦した。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
レッドブルリンク2連戦の2戦目、F1オーストリアGPはアルファタウリ・ホンダ勢にとっては厳しいレースとなった。
アルファタウリ勢は予選では好調な走りを披露。ピエール・ガスリーが6番グリッド、角田裕毅が7番グリッドを獲得した。しかし彼らは、予選Q2をソフトタイヤで通過。これによって苦しい戦略を強いられ、ガスリーはなんとか入賞を果たしたものの3つポジションを落とした9位。角田は12位と、入賞を逃す結果となった。しかも角田は、ピットレーン入口の白線を踏んでしまうというミスを2度も犯し、合計10秒のタイムペナルティを受けた。
「今日は僕にとっては難しい1日でした」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「レース中はペースの面で苦しみましたし、タイヤをマネジメントするのも大変でした。昨日の予選が良かったので、苛立たしく思いました」
「でも今日のレースの問題を確認し、そして解決する必要があります。シルバーストンでのレースでは、同じ過ちを犯すことはありません」
チームメイトのガスリーも非常に苦労したが、ポイントを手にできたことは非常にポジティブだったと語った。
「今日は想像していた以上に大変だったと思う。でも良かったのは、ポイントを獲得することができたことだ」
そう語るガスリーは、2ストップ戦略にメリットがあると予想していたと明かした。
「2ストップ戦略の方がメリットがあると思っていたが、レースのスタート時に履いたソフトタイヤで予想以上に苦労した。でもポジティブな点もいくつかあったし、力強いペースを示すこともできた」
「僕らは中団グループの上位で戦い続けている。しかし、グリッドポジションから順位を上げられなかったのは残念だ。今夜全てのデータをチェックし、僕の大好きなサーキットであるシルバーストンに向かうのを楽しみにしている」
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