レッドブルF1、セルジオ・ペレスとの契約締結を発表。アルボンはリザーブに
レッドブル・ホンダは、2021年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして、セルジオ・ペレスと契約を結んだことを発表。アレクサンダー・アルボンはリザーブドライバーとしてチームに留まることになった。
Sergio Perez, Racing Point, 1st position, on the podium with a Mexican flag
Glenn Dunbar / Motorsport Images
レッドブルが、2021年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてセルジオ・ペレスを起用することを発表した。
2020年シーズンをフェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンというコンビで戦ったレッドブル。今季のマシンRB16は扱いにくいハンドリング特性だったということもあるが、アルボンはフェルスタッペンに匹敵するような成績を残すことができず、今季限りでシートを失うのではないかとの噂が、シーズン中から絶えなかった。
結局アルボンは表彰台獲得2回。最終戦アブダビGPではフェルスタッペンに匹敵するペースで周回を重ねたものの、獲得ポイントはフェルスタッペンの214に対し、105と低調な結果に終わった。
アルボンの後任候補としては、一時はニコ・ヒュルケンベルグの名前も挙がっていたが、最終的にレッドブルは、ペレスと契約を結ぶことを決めた。
ペレスは2011年にF1デビューを果たしたベテラン。今季はレーシングポイントのマシンを走らせ、サクヒールGPでは自身通算190戦目で嬉しいF1初優勝を達成。ドライバーズランキングでも、メルセデスの2台、フェルスタッペンに次ぐ4位でシーズンを終えた。
しかし来季からアストンマーチンと名称を変更するレーシングポイントは、セバスチャン・ベッテルを獲得。このベッテルとランス・ストロールのコンビで戦うことを決めたため、ペレスは好成績を残しながらもシートを失っていた。しかし、レッドブルというこれ以上ないポテンシャルを秘めたチャンスを掴むことになった。
レッドブルとしても、2021年限りでホンダとのパートナーシップが終了することもあり、来季は勝負のシーズンということになる。フェルスタッペンとペレスというコンビがどんな活躍を見せるのか、注目が集まる。
なお来季のレギュラーシートを失うことになったアルボンはそのままレッドブルに留まり、テスト兼リザーブドライバーを務めることになる。
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