アストンマーチンのベッテル、マシンには慣れてきたが「ポイント争いは難しい」とF1スペインGPを振り返る
アストンマーチンに移籍して4レースをノーポイント終えたセバスチャン・ベッテルは、マシンには慣れてきているものの、ポイント争いに加わるほどのペースはなかったと語った。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
今シーズンからアストンマーチンに移籍したセバスチャン・ベッテルは、F1スペインGPを13位でチェッカーを受け、開幕から4戦をノーポイントで終えている。
今回のスペインGPでは、前戦のポルトガルGPでチームメイト、ランス・ストロールのマシンに投入されたアップデートアイテムがベッテルのマシンにも追加され、金曜日の走行後には「今季これまでで最高の金曜日だった」とコメントをしていた。
ベッテルは「(マシンには)徐々に慣れてきているけれど、ポイントを争えるほどのペースはない」とスペインGP後に語った。
「今日のレースを振り返ってみると、各所で何か別のことが出来たかもしれないから復習する必要があるね」
「全体としては、現時点での僕らの立ち位置を正しく理解出来ていると思う」
アルピーヌやアルファタウリ・ホンダなどの中団グループ内でのポイント争いが、自身の走りに好影響を与えるとベッテルは考えている。
「誰もが改善しようとしている中で、他よりも多くの進歩を遂げることは難しい」
「今日はレースではあまり速くなかったルノー(原文ママ・アルピーヌ)に少し驚かされた。昨日(予選)はとても速かったから、決勝ではもっと速くなると思っていた。でも、(中団グループが)非常に接近していることが分かると思う。同じく、アルファタウリも昨日よりもレースでは非常に速かったから、レースごとに違ってくる」
「(中団争いが)これほど接近していればもう少しマシンに慣れるだろう。そうすれば、コース上でも良い走りが出来るし、コンマ1〜2秒の余裕が生まれるかもしれない」
そして次戦のモナコGPに向けても、ベッテルは次のように語った。
「どうなるか見てみよう。ダウンフォースが不足している僕らのマシンで、上位争いは明らかに難しい」
「でもモナコは常に別物だ。何か違いを起こせることを願っているよ」
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