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角田裕毅、トルコGP決勝は上位陣唯一のソフトスタート。アルファタウリ代表がQ2でのタイヤ戦略を説明「彼をQ3に行かせたかった」

アルファタウリのフランツ・トスト代表は、F1トルコGPの予選Q2で角田裕毅にソフトタイヤを履かせた理由について「彼をQ3に行かせたかったから」だと説明した。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 F1トルコGPの予選で久々となるQ3進出を果たし、最終的に10番手となったアルファタウリ・ホンダの角田裕毅。角田は予選中、他とは異なるタイヤ戦略を採ったが、それについてチーム代表のフランツ・トストが説明した。

 角田は今週末フリー走行から好調で、迎えた予選Q1も10番手タイムで通過した。Q2でトップ10に入り、Q3に駒を進めたドライバーはQ2でベストタイムを記録したタイヤが決勝レースのスタートタイヤになることから、各車軒並みミディアムタイヤでコースに向かったが、角田陣営はソフトタイヤを選択した。

 結果的に角田はQ2を8番手で通過したが、Q3に進出した10名のドライバーの中ではただひとり、ソフトタイヤでレースをスタートするということになった。

 トップ10で唯一のソフトタイヤスタートは、ライバルよりも戦略の幅が狭まってしまう恐れがあるが、この判断に至った経緯についてトスト代表は次のように語った。

「ユウキはこのコースが初めてだったにも関わらず、FP1からすぐにコースに慣れ、良い滑り出しを見せた。FP1、FP2に続き、今朝(FP3)も好調だったので、我々は彼をQ3に行かせたかったのだ」

「そのため、我々は彼にQ2でソフトを履かせた。ミディアムが少しリスキーだと思っていたというのもあるし、決勝日の天候がどうなるか分からない、というのもあった。タイヤ選択によってパフォーマンスを最大限発揮できなければもったいない、というのも理由のひとつだ」

「したがって、我々はこの結果に満足している」

 角田にとって決勝に向けてポイントとなるのは、ライバルとのタイヤ戦略の違いや天候だけでない。9番グリッドからスタートする角田のすぐ後ろ、11番グリッドにポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)がいるという点だ。ハミルトンは予選Q3でトップタイムを記録したものの、パワーユニットの内燃エンジンを交換したため10グリッド降格となっている。

 ハミルトンはタイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に差を付けられないよう、決勝ではアグレッシブに攻めて追い上げを図る可能性がある。この点について意見を求められたトスト代表はこう語った。

「もちろん彼はハードにプッシュしてくるだろう。しかしここではオーバーテイクが容易ではない。前方のマシンのすぐ後ろにつけると気流が乱れてフロントタイヤをダメにしてしまうため、あまり近付けないからだ。特に右フロントタイヤはグレイニング(ささくれ摩耗)を起こすリスクがある」

「ただ、彼のマシンが速いことは事実だ。彼らのセッティングがダウンフォース重視だと抜くのは簡単ではないだろうが、知っての通り彼は経験豊富で速い。エキサイティングなレースになるだろうね」

 
 

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