分析

F1

F1新車”雑感”解説:ウイリアムズFW43B。昨年のレーシングポイントのようなサイドポンツーン

ウイリアムズが発表したニューマシンFW43Bは、カラーリングのみならず、マシン後部にも大きく手が入れられているようだ。

田中 健一

編集: 2021/03/08 3:53

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Williams FW43B

 ウイリアムズは3月5日、2021年用のニューマシンFW43Bを発表した。カラーリングが一変したため、大きく見た目が変わったが、サイドポンツーンやエンジンカウル、そしてリヤエンドに大きく手が入れられた印象を受ける。

 今季は昨シーズンからマシンの基本的な部分を引き継いでいるため、ノーズやマシンのフロント部分は昨年のFW43そのままのように見える。

 しかしリヤに目を転じると、変更箇所が垣間見える。

 サイドポンツーンの上面は平らになり、そのまままっすぐフロアに落とし込まれるような形状になった。昨シーズンも似たような形状ではあったものの、上面の平らな部分がより広くなったような印象だ。これは昨シーズン後半のレーシングポイントが採用していた形によく似ている。これにより、リヤタイヤ前のフロア上面に気流を送り込んでいるものと見られる。

 ただこれを実現するためには、ラジエターの形状などにも大きな変更が加えられているはずである。

 メルセデスは今季のパワーユニット(PU)に改良を加えたとしているが、その影響なのか、メルセデスのW12も、そして同じPUを使うアストンマーチンのAMR21も、エンジンカウルに膨らみが存在する。

 ウイリアムズもメルセデスのPUを使っているが、メルセデスやアストンマーチンのように一部分だけが膨らんでいるようには見えない。しかしカウルは昨年よりも全体的に大きくなっているような印象を受ける。

 ただこの膨らみの部分から続くカウルの後端部分はやはり平らに形成され、リヤサスペンションのアッパーアーム後部と連なるようになっている。

 このサイドポンツーン、およびエンジンカウルの変更により、今季レギュレーションでフロアの面積が削減されることによるダウンフォース減少に対応しようとしているのだろう。

 2018年以降、3年連続でコンストラクターズランキング最下位に低迷しているウイリアムズ。しかし昨年途中で創業一家がチーム運営から離れ、新オーナーが運営を担当するなど、チームにとっては大きな転機を迎えた。その新体制となった1年目、ウイリアムズはFW43Bでどんな戦いを繰り広げることになるのだろうか?

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1の“速さと技術”が伝わらない高額投資はムダなのか? 現状憂うフェラーリ副会長が一刀両断

次の記事 ハミルトン、1年契約もプレッシャーはなし「こういうのは初めてじゃないからね」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

田中 健一



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1

シンガポールGP

7 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP

F1

F1

シンガポールGP

19 時間前

アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP



目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

More from

ジョージ ラッセル



ジョージ・ラッセルの悪夢のような1日……スプリントで首位浮上も1周目にクラッシュ「すべては僕のミスが原因」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

ジョージ・ラッセルの悪夢のような1日……スプリントで首位浮上も1周目にクラッシュ「すべては僕のミスが原因」



新パッケージで苦戦のアントネッリ、今週末は我慢するしかない? 旧仕様に戻すには時間が足りず

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

新パッケージで苦戦のアントネッリ、今週末は我慢するしかない? 旧仕様に戻すには時間が足りず



ラッセル、グリッド降格のシンガポールGPは旧仕様マシンに。前戦のレース前から検討「トラブルで迷う余地はなくなった」

F1

F1

シンガポールGP

3 日前

ラッセル、グリッド降格のシンガポールGPは旧仕様マシンに。前戦のレース前から検討「トラブルで迷う余地はなくなった」

More from

ウイリアムズ



【泥沼裁判】F1マシンが忽然と消えた!? ウイリアムズ、貸し出したFW23が行方不明になる謎の事件が発生……取り戻せるか?

F1

F1

バーレーンGP

4 日前

【泥沼裁判】F1マシンが忽然と消えた!? ウイリアムズ、貸し出したFW23が行方不明になる謎の事件が発生……取り戻せるか?



『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合

F1

F1

アゼルバイジャンGP

13 日前

『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合



今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断

F1

F1

アゼルバイジャンGP

16 日前

今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断

最新ニュース



「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

7 時間前

「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1 F1

シンガポールGP

7 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

8 時間前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

8 時間前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録