フリー走行レポート
F1 イギリスGP
ボッタスがFP1トップも不安定な”ブリティッシュウェザー”で半数がタイム計測せず|F1第10戦イギリスGP
F1第10戦イギリスGPのフリー走行1回目が行なわれ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がトップタイム。角田裕毅(アルファタウリ)は9番手だった。
滑川 寛
編集: 2022/07/01 13:26
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1第10戦イギリスGPのフリー走行1回目が行なわれ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がトップタイムとなった。
F1はカナダGPを終えサマーブレイク前のヨーロッパ4戦を迎える。そのトップバッターとなるのは、”F1発祥の地”イギリスGPだ。
FP1開始時刻となる現地時間13時になると、舞台となるシルバーストンには厚い雲が垂れ込めポツポツと雨が落ちてきた。気温は16度、路面温度は24度と、なんともイギリスらしい週末のスタートだ。
各チームのファクトリーが近いこともあり、今回は多くのチームが空力パッケージを持ち込んでいる。この時点では予選セッションが行なわれる土曜日は曇り、決勝レースが行なわれる日曜日は晴れの予報であり、少しでもドライ寄りの路面を試したいと考えたのか、メルセデス勢とフェラーリ勢が1時間のセッション開始と共にインターミディエイトタイヤでコースに飛び出していった。
ただ雨脚はコースのところにより強く降り、一部はウォータースクリーンがまき上がる状況となった。これにより多くのドライバーがガレージに留まり、コース上に姿を現したドライバーもマシンのインスタレーションなど数周走ってはガレージへ戻っていた。
セッション開始から15分もすると、コース上空の一部からは晴れ間も覗き、雨も上がった。路面温度は27度にまで上昇し急速に路面は乾いていったが、雨が比較的強く降っていたセクター2付近などは依然コース上に水が残っており、セッション折返しを前にしてもスリックタイヤを投入するチームはいなかった。
雨によりアップデートやセットアップの性能評価が行なえないことから、セッション30分経過時点でコース上を走るドライバーはゼロに。ここまでにタイム計測を行なっていたのは9名で、半数以上のドライバーがノータイムとなっていた。
すると再び小雨が降り出し、グランドスタンドには傘の花が咲いた。コース上を走るマシンがないことから、これが母国レースのルイス・ハミルトン(メルセデス)はピットウォールから手を振って、手持ち無沙汰なファンを喜ばせた。
そのハミルトンは再びマシンに乗り込み、残り12分というところでユーズドのインターミディエイトタイヤでひとりコースイン。マシンの走行を待ちわびたファンからは歓声が上がった。ただ路面はセクター2は依然ウエットという状況だった。
残り7分を切ると、ピットに戻ったハミルトンがソフトタイヤに交換。これが今週末初めてのスリックタイヤ投入となった。アストンマーチン勢やアルファタウリ勢、レッドブル勢と続けてソフトタイヤでコースイン。ようやくコース上が賑やかになっていった。
しかし残り1分ということろで、ランス・ストロール(アストンマーチン)がターン9でリヤを滑らせコースオフ。グラベルトラップに足を取られ動けなくなったことで赤旗が提示され、そのままセッションは終了となった。
多くのドライバーが満足のいく走行が行なえなかった中で、トップタイムはボッタスがインターミディエイトタイヤで記録した1分42秒249。ハミルトンがソフトタイヤで0.532秒遅れの2番手に続いた。
その後ろにフェラーリ勢のふたりが並ぶというトップ4だったが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を筆頭に10名のドライバーがタイムを計測しなかったことから、ここイギリスGPでの勢力図は未知数だ。
角田裕毅(アルファタウリ)は5周を走り、インターミディエイトタイヤで1分51秒373を記録し9番手だった。
Read Also:
- アルボン、ウイリアムズの”トップチーム似”の新アップデートに期待大「走りたくてウズウズしてる」
- メルセデス、イギリスGPでレッドブル&フェラーリに匹敵できる!………”かも”?
- ベッテル、イギリスGP決勝前に、”自ら所有”のウイリアムズFW14Bをデモラン。カーボンニュートラル燃料を使用
- FIAの”ポーパシング抑制”はF1フランスGPからスタートへ。2本目のステーは許可されず
- フェルスタッペン、昨年大クラッシュのイギリス戦に余裕の表情「このコース大好きだし」
順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 バルテリ ボッタス 9 1'42.249 207.411 2
ルイス ハミルトン 10 1'42.781 0.532 0.532 206.337 3
カルロス サインツ Jr. 8 1'42.967 0.718 0.186 205.965 4
シャルル ルクレール 7 1'43.801 1.552 0.834 204.310 5
ミック シューマッハー 3 1'43.895 1.646 0.094 204.125 6
チョウ グアンユー 4 1'46.171 3.922 2.276 199.749 7
ケビン マグヌッセン 3 1'48.161 5.912 1.990 196.074 8
ランス ストロール 5 1'51.243 8.994 3.082 190.642 9
角田 裕毅 5 1'51.373 9.124 0.130 190.419 10
セバスチャン ベッテル 5 1'59.168 16.919 7.795 177.963 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1イギリスFP1速報:雨で消化不良のセッションに。ボッタス首位、角田裕毅9番手
次の記事 F1メカ解説|多くのチームがアップデート投入。その新しい姿をクローズアップ:イギリスGPピットレーン直送便
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
滑川 寛

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」
Sponsored
Sponsored 10 ヵ月前
勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信
F1
F1
アゼルバイジャンGP
11 ヵ月前
レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
11 ヵ月前
神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」
最新ニュース

スペインで痛恨5位のラッセル、VSC受けての変則2ストップは正解だったのか? 本人は「どのみち結果は変わらなかった」との認識
F1
F1 F1
スペインGP
11 時間前
スペインで痛恨5位のラッセル、VSC受けての変則2ストップは正解だったのか? 本人は「どのみち結果は変わらなかった」との認識

テック3、Moto2のセナ・アジアスを2027年に起用! マリーニと合わせラインアップ一新
MotoGP
MGP MotoGP 11 時間前
テック3、Moto2のセナ・アジアスを2027年に起用! マリーニと合わせラインアップ一新

腕上がりに苦しんだマルティン、オーストリア後に”手術するしない”の対応判断へ
MotoGP
MGP MotoGP
オーストリアGP
12 時間前
腕上がりに苦しんだマルティン、オーストリア後に”手術するしない”の対応判断へ

全24戦の2027年F1カレンダー発表! 4月上旬の日本GPやモナコGPなど10戦でスプリント実施
F1
F1 F1
スペインGP
13 時間前
全24戦の2027年F1カレンダー発表! 4月上旬の日本GPやモナコGPなど10戦でスプリント実施
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録