レッドブルのコンストラクターズタイトルも、鈴鹿で決着する可能性はあるのか? 現時点でのマジックポイントは”98”
マックス・フェルスタッペンが日本GPで今季のドライバーズタイトルを決める可能性が高まっている。では所属チームであるレッドブルのコンストラクターズタイトルも、鈴鹿で決まる可能性はあるのか?
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
2022年シーズンに圧倒的な強さを見せているレッドブル。シンガポールGPまで6連勝、ここまで合計579ポイントを獲得し、ランキング2番手のフェラーリに対して137ポイントの差をつけている。
ドライバーズタイトルは、早ければ次の日本GPでマックス・フェルスタッペンが決める可能性が高い。では、コンストラクターズタイトルはいつ決まるのであろうか?
今シーズン残りは5戦。うちサンパウロGPではスプリントも行なわれる予定であるため、獲得できる最大ポイントは1-2フィニッシュ(43ポイント)5戦、ファステストラップ(1ポイント)5戦、スプリントでの1-2フィニッシュ(15ポイント)1戦の合計235ポイントである。前述の通り現在レッドブルとフェラーリの差は137ポイントであるため、まだまだ逆転できる数字だということになる。
日本GPを終えた時点での残りの最大獲得ポイントは191ポイントであるため、この時点でそれ以上の差がついていればタイトル決定となるわけだが、仮に日本GPでレッドブルが1-2フィニッシュ+ファステストラップを記録し、フェラーリが無得点に終わっても、181ポイント……つまりレッドブルが日本GPで今季のコンストラクターズタイトルを決める可能性はないということになる。
現時点では、レッドブルが今季のコンストラクターズタイトルを決める最短のレースはアメリカGPということだ。ただフェラーリとしては、全戦で1-2フィニッシュ+ファステストラップを獲得したとしても、レッドブル勢が3-4位フィニッシュを果たせば、逆転の可能性はない……つまり自力タイトル獲得の可能性はないという状況だ。
プロ野球風にマジックで表すと、マジックポイント98……つまりレッドブルが98ポイント獲得するか、フェラーリが最大獲得ポイントから98ポイント取りこぼすか、あるいはその合計が98ポイントとなった段階で、レッドブルの2013年以来のコンストラクターズタイトルが決まることとなる。
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