攻略の鍵は”激しい”バンプ。角田裕毅、F1アメリカGPでの2年連続入賞目指す「高速コーナーでのパフォーマンスを犠牲にしないセットアップを見つけたい」
F1アメリカGPに向け、アルファタウリの角田裕毅のコメントをチームが発表。オースティンでの2年連続入賞を目指したいと語った。
写真:: Red Bull Content Pool
アルファタウリの角田裕毅が、F1アメリカGPに向けてチームのプレスリリースにコメントを発表。昨年は予選Q3に進出し、決勝での入賞を果たした相性の良いサーキットへの期待を語った。
角田はF1デビュー以来初めて、母国での1戦”日本GP"を戦った。残念ながら入賞は叶わなかったものの、レース後にも日本で数日間過ごし、リラックスできたようだ。
「鈴鹿でのことを振り返ると、母国でのレースをしたという経験を、本当に楽しむことができました」
角田はそうコメントした。
「日本でF1でレースをすることは僕の夢であり、FP1での最初の1周は特に感情的になりました。でもその後は自分自身をリセットして、通常の精神状態に戻ることができました。それでも、より多くのエネルギー、アドレナリン、興奮を感じました」
「最終的に1ポイントも獲得できなかったことが悔やまれます。そしてレース後に日本で数日間過ごすことができたのも良かったです」
そして中2週間弱を挟み、今週末にはアメリカGPが開催される。舞台はテキサス州のオースティンである。
「昨年はQ3に進出し、決勝でも9位でフィニッシュできたので、とてもうまくいったと思います。実際にコースのいくつかの部分は鈴鹿に非常に似ています。特にターン1の後の部分は、S字区間に少し似ています。レースウィークを通じて、徐々にペースを上げていくという、いつものアプローチを取るつもりです」
なお鈴鹿のFP2は来季用タイヤのテストを行なうため、走行時間が90分に拡大された。しかし雨のためテストを行なうことができず……アメリカGPのFP2が90分に増え、ここで改めてタイヤテストが行なわれることになる。角田はこの延長された30分も、有意義に使いたいと語った。
「鈴鹿では、雨で実施できなかったピレリのタイヤテストを、今度こそFP2でできることを願っています。これは週末に向けた準備のために、走行時間を追加で30分得られるということを意味するため、有益だと思います。それを最大限に活かして、土曜日にはQ3進出、日曜日にはポイントを獲得することを狙っていきたいです」
「コースはかなりバンピーです。記憶が正しければ、特にセクター1がパンピーでした。今年の新しいマシンがそこでどんな挙動を見せるのかは、とても興味深いです。いくつかのセクションで再舗装されたと思いますけどね」
このバンプが、マシンのセッティングを難しいモノにすると、角田は語る。
「バンプを乗り越えるためにセットアップを変更すると、高速コーナーでのパフォーマンスを犠牲にすることになってしまいます。ですから、その中間を見つける必要があります。それがうまくいけば、このコースに合うマシンを手にすることができるはずです」
「サーキットは良い雰囲気です。全体的に、楽しい週末になると思います」
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