角田裕毅、マシントラブルによりアタックできず予選Q1敗退「マシンにかなり自信を持っていたのに……」
F1サウジアラビアGPの予選が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅はQ1でマシントラブルに見舞われたためタイムを計測することができず、決勝レースは最後尾グリッドからスタートすることが決まった。
アルファタウリの角田裕毅は、F1サウジアラビアGPの予選でタイムを計測することができず、最下位に終わった。
角田は予選Q1で、各車と同じようなタイミングでコースインした。しかしすぐさまチームから無線ですぐにピットに戻るように指示されると、タイムアタックを行なうこともできないまま、マシンをガレージに入れた。
チームのメカニックたちは、問題を修正しようとマシンに群がる。角田も、すぐに作業が終わることを信じてコクピットに座ったまま待機していたが、カウルを外すなど大掛かりな作業が必要となり、そのままQ1終了。角田はノータイムで予選を終えることになった。
「予選で問題に見舞われ、タイムを計測できませんでしたから、残念な1日でした」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「僕はマシンの異変を感じませんでしたが、チームからは問題があるので、ピットに戻らなければならないと言われました。それで戻ってきました」
「今週末はマシンにかなり自信を持っていましたし、Q3に進むのが目標でした。にもかかわらず走ることもできなかったのは、とても残念です。ここはバーレーンのようにオーバーテイクが簡単なコースではありません。ほとんどのコーナーはハイスピードです。でも、ポジションを上げるために最善を尽くします」
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンによれば、ウォーターシステムの問題が疑われたため、角田をピットに呼び戻したという。
「今回ここでは、全てのセッションでかなり速さを見せている。しかしこれまでのところ、いずれのドライバーもスムーズだったイベントはない。これは、ガレージの両方の進捗度合いが、ものすごくバラバラになってしまっていることを意味する。そして仕事の作業量も、予定よりも高くなっている」
エギントンはそう語った。
「とても苛立たしいことに、ユウキは予選Q1でウォーターシステムの問題が疑われた。つまり彼は、これまでに示した良い形を活かすことができなかったわけだ」
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