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初ポールのマグヌッセン、スプリントは8番手フィニッシュ「何周かリードすることもできた。素晴らしかった」

ケビン・マグヌッセンはF1サンパウロGPのスプリントで8番手フィニッシュ。初ポールポジションからのスタートだったが、結果としては期待通りだったという。

Kevin Magnussen, Haas VF-22, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

Kevin Magnussen, Haas VF-22, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

Andy Hone / Motorsport Images

 インテルラゴス・サーキットで開催されているF1サンパウロGP。2日目には今季3度目となるスプリントが行なわれ、ケビン・マグヌッセン(ハース)は8番手フィニッシュとなった。

 マグヌッセンは初日に行なわれた予選で、キャリア初のポールポジションを獲得。チームとしても初のポールポジションにガレージ全体が湧き上がっていた。

 ただ流石にスプリントでトップチームを相手に抑えきることはできず、序盤2周をリードしたもののその後は後退。しかしそれでも8番手と上位のグリッドを確保することができた。

 スプリント終了後、マグヌッセンは結果については望んでいたモノと大きくは変わらなかったと語った。

「結果は僕らが期待していたモノとほぼ同じだった。ペースはノリス(ランド・ノリス/マクラーレン)を抑え続けるのに十分ではなく、彼がちょっと速かったね」

「でもポイントを獲得することができたし、何周かリードすることもできた。ポールポジションからの初めてのスタートも、素晴らしいものだったよ」

 スタート前には無線で、チームから『楽しめ』と言われていたマグヌッセンだが、楽しむことは頭から抜けていたという。

「楽しむことは実際忘れていた。リズムを掴むことと、タイヤのケアも考えていたから、楽しむことはあまり考えていなかったんだ」

「後ろからオーバーテイクされるだろうってこと分かっていたから、できるだけ前でフィニッシュするために、タイムロスを少なくしようとしていた」

「素晴らしかったし、本当に楽しかったよ。もちろんレースに勝てる、勝たなくてはと思っていた(フォーミュラ・ルノー)3.5のときとはぜんぜん違うけどね。僕らは優勝争いはできないことは知っていたし、そのために戦っているわけではないことも分かっていた。変かもしれないけど、これがF1だと思う」

 
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