角田裕毅、最終戦アブダビGPもグリップ不足に苦しむ「バランスは悪くない」……一方前日のドライバー全員集合ディナーの秘話も語る
アルファタウリの角田裕毅が、F1最終戦アブダビGPの初日を終え、グリップ不足に苦しんだことを明かした。また、前夜に全ドライバーが参加して行なわれたディナーについても明かした。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
アルファタウリの角田裕毅は、2022年のF1最終戦アブダビGPの初日FP1を13番手、FP2を15番手で終えた。
この初日について角田は、ただただグリップが不足していると語った。
「ペースが、特に1周アタックの時のペースが悪いみたいです」
1日の総括を尋ねられた角田は、そう語った。
「FP1ではかなり良さそうだったんですが、ほとんどのチームがジュニアドライバーを走らせたので、いつもと同じではありませんでした。トップ10に入るためには、まだまだやるべきことがたくさんあると思います」
「ただ、グリップが足りないんです。バランスが悪いわけじゃありません」
「バランスはかなり良い感じです。でも、グリップには今年1年中苦労しました。でも、ロングランはアタックランに比べれば悪くないみたいです。願わくば、ロングランの間中ずっと良ければいいのですが」
木曜日の夜には、ドライバー全員が集まり、今季限りでF1を引退するセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)を囲む形で夕食を共にした。角田もこれに参加し、大いに楽しんだようだ。
「僕にとっては初めてのことで、本当によかったです。今まで経験したことがない、特別なディナーだったと思います」
「本当に楽しく、ひとりひとりのドライバーを、今までよりも深く理解することができました。素晴らしいディナーでした」
「セブ(セバスチャン・ベッテル/アストンマーチン)は、特に環境、世界環境についてのことを話していました。地球の気温は上がり続けていて、彼が言っているようにこの問題はまさに分岐点にあるみたいです。今後も注視していきたいと思います」
「来年セブがグリッドにいないのは悲しいことです。彼は情熱的な人ですし、F1に多くのことをもたらしてくれました。彼がいなくなることで寂しくなるのは間違いありません。でも、本当に素敵なディナーでした」
呼びかけの中心となったルイス・ハミルトン(メルセデス)が、この日のディナーの料金を全て支払ったという噂がある。これについて角田は、ハミルトンが払ったかどうかは明言を避けつつも、自分は払っていないと明かした。
「それはルイスに聞いてください! うーん、とにかく……幸運にも僕は支払っていないと言えます。そうじゃないと、スッカラカンになってしまいます。だから、僕は夕食を楽しめたんです!」
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