フェラーリが1-2で好発進! レッドブル勢が続く。角田裕毅11番手:F1第3戦オーストラリアGP フリー走行1回目
F1 2022年シーズン第3戦オーストラリアGPのフリー走行1回目が行なわれ、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)がトップタイムをマーク。角田裕毅(アルファタウリ)はチームメイトを上回り11番手だった。
写真:: LAT Images
F1 2022年シーズンの第3戦オーストラリアGPのフリー走行1回目が行なわれ、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)がトップタイムを記録した。
舞台となるメルボルンのアルバート・パーク・サーキットは、新型コロナウイルスの感染拡大によってレースが開催できていない間に、大改修を受けた。
コース幅が拡大し、路面も再舗装を受けた。DRSゾーンが4ヵ所へ増やされたこともあり、コースは高速仕様に様変わりした。
天候にも恵まれ、晴天。気温20度、路面温度37度というコンディションの中、1時間のFP1が開始された。
レッドブルのセルジオ・ペレスを先頭に各車が続々とコースイン。2019年以来のオーストラリアGP開催ということもあって、観客席からは歓声が上がった。
レッドブルのふたりは1セット目からソフトタイヤで走り始めた一方で、多くのドライバーが1セット目のタイヤにミディアムタイヤやハードタイヤを選択。まずはコース習熟といったところだろう。ブレーキングポイントを探っているのか、ターン6ではフロントタイヤをロックアップさせ、コースアウトするドライバーも少なくなかった。
ペレスのマシンから脱落したパーツを回収するべく、セッションが20分経過したところで一度レッドフラッグが提示されたが、すぐさまグリーンが振られた。
再びコースに戻ったドライバーの多くは、2セット目のタイヤとしてソフトタイヤに切り替えたが、レッドブル勢は2セット目もソフトタイヤでコースに戻った。各車はソフトタイヤでも周回数を重ね、タイムシートはどんどんと更新されていった。
新型コロナウイルス陽性により開幕から欠場が続いていたセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、オーストラリアGPから復帰となったものの、FP1のセッション残り15分というところでパワーユニット(PU)にトラブルが発生。ピットには戻れず、コースサイドでマシンを降りることとなった。なお、セッション終了後には、自らスクーターでコースを走りピットへ戻る姿が映されていた。
セッションは10分を残して再開し、ほとんどのドライバーがコースに戻り、周回を重ねた。
1時間のセッションが終了し、サインツJr.が1分19秒806でトップタイム。コース改修に加え、普段から公道として使われている路面であるため、これ以降のセッションで路面コンディションは大きく改善していくと考えられるものの、2019年にバルテリ・ボッタスが記録した1分20秒486のポールポジションタイムを大きく上回った。
チームメイトのシャルル・ルクレールが0.571秒落ちの2番手に並び、開幕戦、第2戦サウジアラビアGPに続いてオーストラリアGPでもフェラーリが強さを見せている。
3番手にはセッション終盤に新品ソフトタイヤを投入して1分20秒399をマークしたペレス。4番手フェルスタッペンを上回った。フェラーリvsレッドブルのトップ争いに変化はないようだ。
5番手にはマクラーレンのランド・ノリス。チームメイトのダニエル・リカルドも8番手につけ、ここまで苦戦してきたマクラーレンが復調を見せている。
ノリスの後ろにはエステバン・オコン(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトンがノリスに続いた。
フェルナンド・アロンソが9番手、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がそれに続くというトップ10だった。
角田裕毅(アルファタウリ)はその後ろ11番手。前戦は予選・決勝をトラブルにより出走できなかったが、ピエール・ガスリーが14番手とFP1からチームメイトを上回った。
順位 | ドライバー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | カルロス サインツ Jr. | 24 | 1'19.806 | 239.215 | ||
2 | シャルル ルクレール | 21 | 1'20.377 | 0.571 | 0.571 | 237.515 |
3 | セルジオ ペレス | 20 | 1'20.399 | 0.593 | 0.022 | 237.450 |
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