レッドブル、ダニエル・リカルドの“復帰”を正式発表。サードドライバーに就任「F1で最高のチームに貢献できるのは魅力的だ」
今季限りでマクラーレンのシートを失ったダニエル・リカルドが、サードドライバーとしてレッドブルに復帰することが正式に発表された。
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing, Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing
Red Bull Content Pool
レッドブルは、ダニエル・リカルドを2023年のサードドライバーとして起用することを正式に発表した。リカルドは2018年以来のレッドブル復帰ということになる。
2011年にHRTからF1デビューを果たしたリカルドは、2012年から2年間トロロッソで過ごした後、2014年にレッドブルに昇格。いきなり3勝を挙げる活躍を見せた。その後、2019年から2年間をルノーで、そして2021年からマクラーレンで2年間を過ごした。2021年のイタリアGPでは、マクラーレンに2012年以来となる勝利をもたらした。
しかしマクラーレンでの2年は基本的には苦労し、チームメイトのランド・ノリスに差をつけられる状態であり、2022年限りでシート喪失。その後の去就が注目されていた。
そんな中、11月23日に噂にも挙がっていた通り、レッドブルにサードドライバーとして”復帰”することが発表された。リカルドはこのサードドライバーとして、テストとシミュレータ作業、さらにはデモ走行などを担当するという。
「ダニエルがレッドブル・ファミリーとして戻ることは素晴らしいことだ。彼は素晴らしい才能を持ち、そして素晴らしい性格の持ち主である。ファクトリー全体が、彼を迎えることをワクワクしている」
そうチーム代表のクリスチャン・ホーナーは語った。
「テスト及びサードドライバーとして、ダニエルは我々に多様化のチャンスを与え、F1で成功するために何が必要かということについて彼の経験と知識でチームを助け、マシンの開発をサポートしてくれるはずだ」
「ダニエルと再び仕事ができることを非常に嬉しく思っている。そして2023年に彼がチームにもたらしてくれるモノの全てを楽しみにしている」
またリカルドも次のように語り、レッドブルに復帰することを喜んだ。
「笑顔が全てを物語っているよ。2023年にサードドライバーとしてレッドブルに戻ることができるのを、本当にワクワクしている」
リカルドはそう語った。
「チームの全員に心から感謝する。個人的には、F1で最高のチームに貢献し、その一部になれることは、とても魅力的だ。そして充電し、再度集中するための時間も与えてくれる」
「チームと一緒にシミュレータ作業、テスト、そしてコマーシャル活動をサポートするのが待ちきれないよ。レッツゴー!」
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