これまでで最高のシーズンにする……角田裕毅、F1での3年目で楽しみなのは「やっぱり鈴鹿。僕にとっては特別な場所」
アルファタウリの角田裕毅は、アルファタウリAT04で戦う2023年シーズンについて、やっぱり鈴鹿サーキットでの日本GPが一番楽しみだと語った。
写真:: Red Bull Content Pool
アルファタウリが、2023年型のニューマシンAT04のカラーリングを発表。このニューマシンが実際にコースを走るのは、2月14日にミサノで行なわれるシェイクダウンが最初となる模様だ。
F1参戦3シーズン目を迎える角田裕毅は、このAT04を駆り、これまでで最高のシーズンにしたいと語った。
「僕の主な目標は、マシンのパフォーマンスとは関係なく、全てのレースでこれまでより一貫したパフォーマンスを発揮し、安定してポイントを獲得することです」
角田はそうコメントを寄せた。
「バーレーンでの開幕戦から、常に自分自身をコントロールし、チームとうまく連携して、できるだけ早くマシンを理解したいと思っています。Q3に進出するという点、そしてポイントを獲得するという点で、今年はF1での3年で最高のパフォーマンスにしたいと思っています」
角田は自身の成長を認識しているものの、新しいトレーナーとの仕事に取り組むなど、さらに進化を遂げようとしている。
「1年目の良い面はまだ保てていると思いますが、今は完全に別のレベルにいると思います」
そう角田は自身を評価する。
「今では、マシンの開発に関して間違いなくよりコントロールできるようになり、チームとも深く関わっています。レースだけでなく、レース以外の人生でも多くのことを学んだので、以前とは違う行動を取ることもできます。それも、僕のレースに良い影響を与えてくれるはずです」
「どんなことが関係しているのかということについて、僕は過小評価していました。でも今は、本当に重要なことを理解したと思います」
そして角田は、新しいトレーナーと理解し合うため、ドバイで合宿をしたと明かす。
「僕は2週間ドバイに滞在し、一般的なフィットネスに取り組みました。以前(ダニエル)リカルドと一緒に仕事をしていた新しいコーチ(マイケル・イタリアーノ)と理解し合う時間も重要でした」
「この合宿の主な目的は、テストやレースが始まる前に、お互いのことを理解し合える関係を築くことでした。それはうまくいき、主に耐久性という面に焦点を当てたトレーニングもうまくいったと思います」
また、母国戦となる日本GP以外に楽しみにしているレースを尋ねられた角田だったが、彼は「やっぱり日本GPが一番楽しみ」だと語った。
「全てのレースがかなり楽しみです。もちろん。バーレーンでの最初のレースも楽しみです。でもカレンダーを見ると、やっぱり日本は僕にとって特別な場所なんです。今シーズンの後半、再び母国のファンの前でレースを楽しみたいと思っています。鈴鹿の雰囲気は、本当に特別だったんです」
そう角田は、母国愛を滲ませる。
「新しいラスベガスでのレースは素敵だと思います。でも正直に言って、今年の全てのレースからひとつを選ばなければいけないとすれば、やっぱり日本は僕にとって特別なレースのひとつなんです」
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