テスト初日最速……ロングランでも圧倒のフェルスタッペン慢心せず「クルマはうまく走っている。それが今一番重要なこと」
バーレーンでのテスト初日に最速タイムをマークしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、まだひとつのコースを走っただけであり、問題を解決できたかどうかは判断できないと語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、バーレーンでのF1プレシーズンテストの初日を終え、良いスタートを切ることができたと語った。
フェルスタッペンはこの日、全ドライバー中唯一午前と午後の両セッションで走行を担当。結果、最多となる157周を走り、最速タイムとなる1分32秒837を記録した。ロングランでも1分35秒台を並べる印象的な走りを披露。幸先の良いスタートを切ったように見える。
多くのラップを走れたことについてフェルスタッペンは、望んでいた状況だと語った。
「良い1日だった。そして、たくさんの周回をこなすことができた。これは、僕たちが望んでいたことだ」
そうセッション終了後にフェルスタッペンは語った。
「基本的には問題もなく、順調な1日だった。新しいタイヤを理解するために、いくつかのことを試すのに集中することもできた。暑い日中にもたくさん走ったし、夕方もたくさん走ったよ」
しかしフェルスタッペンは、慢心するわけにはいかないと語る。
「確かに心強いスタートだ。でも、昨年とは違うよね」
「昨年はクルマに慣れ、何をしなければならないかということを理解するために使える時間が、少し多かったと思う。もちろん、昨年知識を得ることができたから、ここに戻ってくるのは誰にとっても少しばかり楽になっていると思う」
「去年からどう進化したか、挙動がどう違うか、そしてタイヤを理解するためには、良い1日だったと思う」
昨年抱えていた問題を解決することができたか? そう尋ねられたフェルスタッペンは、まだ判断するのは早いと語った。
「まだひとつのコースを走っただけだ。今年のカレンダーには、このクルマが持っているのとは異なるモノが必要なレースがたくさんある。だから、一歩一歩進んでいかなきゃいけない」
「現時点では判断するのが難しいけど、クルマはうまく走っているし、それが現時点では最も重要なことだと思う」
「もう少し走って、それぞれのコンパウンドについてもう少し理解し、レースの週末に何から始めるのかを決めたいと思う」
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