F1 Mercedes launch
メルセデスF1、2023年にも”ゼロポッド”採用「昨年の学習に基づく、洗練された空力コンセプト」を追求
メルセデスのテクニカルディレクターであるマイク・エリオットは、ニューマシンW14についてコメント。昨年の学びを基に作られたマシンだと語った。

Luke Smith
編集: 2023/02/15 10:39
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

メルセデスの2023年用マシンW14が発表された。このマシンはカラーリングが黒に回帰し、さらに昨シーズン投入されて話題となったゼロポッドも、若干前後に大きくなった印象だが、W14でも維持されている。
テクニカルディレクターのマイク・エリオットはこのW14について、膨大な作業が必要だったと語る。
2014年に現行のパワーユニット・レギュレーションが導入されて以来、常にトップを争ってきたメルセデス。特にコンストラクターズランキングでは、2014年から2021年まで8連覇と、まさに敵なしの状態であった。
しかし2022年はその状況が一変。大きく変化した新テクニカルレギュレーションにうまく対処することができず、シーズン序盤は上位争いにはまったく届かなかった。シーズンが進むに連れて徐々に復調し、サンパウロGPではジョージ・ラッセルがF1初優勝を手にしたものの、ルイス・ハミルトンはF1デビュー以来初めて未勝利のシーズンを過ごすこととなった。ランキングもレッドブル、フェラーリに続く3位だった。
そんな復活を期する2023年シーズンに向けてメルセデスが投入してきたマシンW14は、マシンのカラーリングが黒に回帰。ゼロポッドと呼ばれたモノよりは若干ボリュームが増した感はあるものの、引き続き非常にスリムなサイドポンツーンを採用。ただ、エンジンカウルのデザインには、顕著な変更が加えられている。
チームによれば、パフォーマンスを改善するために「大幅に軽量化されたシャシー、改良されたフロントサスペンションジオメトリ、冷却システムの調整、および昨年の学習に基づく、洗練された空力コンセプト」などを追求したという。
テクニカルディレクターのエリオットは、ニューマシンW14について、次のように説明する。
「昨年、我々は何をする必要があるかを把握した後、前進するために膨大な量の作業をする必要があった」
そうエリオットは語る。
「シーズン終盤に向けてパフォーマンスが向上し、冬にはリセットされた」
「昨年、W13でやりたかったことは全て行なったが、リソースの制約もあり、そして他の問題を修正することに重点を置いていたため、行なうことができなかったこともある」
関連ニュース:
- なぜメルセデスは“ブラックアロー”に回帰したのか? そこには黄金時代復活に向けた執念が「1グラムでも削るため」
- 【ギャラリー】王朝復権へ……再び漆黒の鎧をまとう。メルセデスF1の2023年ニューマシン『W14』がベールを脱ぐ
- メルセデスF1代表、2023年は復活の年と決意「最前線の戦いに戻るために、あらゆる手段を講じる」
- 逆襲狙うメルセデスF1、大きな期待かかる新車『W14』を発表。ライバルたちを貫く矢となるか
- 違法だったはずでは? フェラーリSF-23のフロントウイングに『メルセデスのアイデア』が搭載されているワケ








あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 なぜメルセデスは“ブラックアロー”に回帰したのか? そこには黄金時代復活に向けた執念が「1グラムでも削るため」
次の記事 ”ブラックアロー”復活は、メルセデスの本気の現れ。ハミルトン「必要なことをする準備はできている」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from
メルセデス

メルセデス、待望のアップデートパッケージ投入。エンジンカバーの形状一変でダウンフォース増狙う
F1
F1
バーレーンGP
5 時間前
メルセデス、待望のアップデートパッケージ投入。エンジンカバーの形状一変でダウンフォース増狙う

メルセデス、ラッセルの復調で慎重に?「どちらかのドライバーを優遇しないよう戦略判断を見極めなければ」
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
メルセデス、ラッセルの復調で慎重に?「どちらかのドライバーを優遇しないよう戦略判断を見極めなければ」

”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
1 日前
”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」
最新ニュース

マルク・マルケス、日本GPは2日目から余裕ゼロの本気走りが必要「現時点ではアコスタが最速。攻める必要がある」
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
10 分前
マルク・マルケス、日本GPは2日目から余裕ゼロの本気走りが必要「現時点ではアコスタが最速。攻める必要がある」

アストンマーティンのアロンソ、セパンで予選Q1突破を目指せるか? ホンダ折原エンジニア「シミュレーションの方向性をさらに改善できた」
F1
F1 F1
バーレーンGP
42 分前
アストンマーティンのアロンソ、セパンで予選Q1突破を目指せるか? ホンダ折原エンジニア「シミュレーションの方向性をさらに改善できた」

鎖骨骨折の中上、手術のためもてぎ離れる。「本人もとても悔しがっている」とHRC石川部長が伝える
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
52 分前
鎖骨骨折の中上、手術のためもてぎ離れる。「本人もとても悔しがっている」とHRC石川部長が伝える

山中琉聖、母国日本GP好調スタート「大幅なセットアップ変更が上手くいった。ファンの前で良い走りを見せたい」
Moto3
MOT3 Moto3
日本
1 時間前
山中琉聖、母国日本GP好調スタート「大幅なセットアップ変更が上手くいった。ファンの前で良い走りを見せたい」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録