アルファタウリからF1復帰のリカルド。活躍の鍵はマシンのバランス?「それが取れていれば、楽しむことができるはずだ」
アルファタウリからF1復帰を果たすダニエル・リカルドは、マシンのバランスが取れていれば、レースを楽しむことができるはずだと語った。
ダニエル・リカルドがF1に帰ってくる。イギリスGP限りでアルファタウリを離れることになったニック・デ・フリーズの後任として、半年ぶりにグランプリに復帰するのだ。
「戻ってこられて嬉しいよ」
リカルドはチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。
「レッドブル・ファミリーの誰にとっても、いつもそうであるように、そういう電話が来た時に備えて常に準備しておかなければいけない。その電話がかかってきた時、僕はそのチャンスに飛びついたよ」
リカルドは2012年と2013年の2シーズン、アルファタウリの前身であるトロロッソのドライバーとしてF1に参戦。10年ぶりに同チームに戻ってきたことになる。
「アルファタウリに移行する作業は、順調に進んだ。先週、僕はファエンツァ(アルファタウリの本拠地)に戻ってきたんだ」
「僕がこのチームでレースに参戦したのは、10年も前のことだ。それ以来、ファクトリーは大きく変わっていたけど、それでも懐かしい顔にたくさん会うことができたし、次のレースに向けて備える間、家にいるように快適だったよ」
リカルドはレースに参戦するのは、昨年最終戦のアブダビGP以来のこと。しかし先日レッドブルのマシンでタイヤテストに参加した時には問題なかったといい、しっかり仕事することができると感じているようだ。
「先週、シルバーストンでのタイヤテストでレッドブルのマシンをドライブした時、全てが普通に感じられた。アルファタウリのマシンも、そういうモノになるだろう」
そうリカルドは語る。
「僕はアルファタウリにマシンをドライブして、そこから仕事をするつもりだ。それについては、あんまり先入観を持ちたくない。バランスが取れていると感じられるクルマなら、しっかりとした仕事ができると思う」
「チームに加入して、すぐに仕事に取り組むのは難しいことになるだろう。でも楽しみにしているよ」
「クルマを開発する上で、自分の経験を活かせることを楽しみにしている。そして究極的にはブダペストでは、コースに出て楽しみたいね。左足(ブレーキ)よりも右足(アクセル)をいっぱい使って、楽しい時間を過ごしたいと思う」
マシンのバランスが取れていれば、今週末を楽しむことができると改めてリカルドは強調した。
「このコースの鍵は、リズムに乗ることなんだ。とても多くのコーナーをまとめあげなきゃいけない。マシンのバランスが取れていれば、本当に楽しむことができるんだ」
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