F1 日本GP

スーパーGT坂東代表が、F1日本GPのパドックに登場。F1挑戦の”スーパーGT卒業生”平川亮にエール「メーカーの垣根を越えた動きが影響してくるようになると面白い」

スーパーGTを運営するGTアソシエイションの坂東正明代表の姿が、F1日本GPが行なわれている鈴鹿サーキットのパドックにあった。

Masaaki Bandoh, GTA boss, Masaya Kaji, TOYOTA GAZOO Racing

 F1日本GPのパドックに、スーパーGTを運営するGTアソシエイションの坂東正明代表の姿があった。坂東代表は、来季からマクラーレンF1でリザーブドライバーを務めることになった”スーパーGT卒業生”である平川亮について語った。

 今年のF1日本GPは、3日間を通じて晴天に恵まれたこともあり、非常に多くの観客が詰めかけた。3日間通しての観客数は22万2000人、決勝には10万1000人ものファンが訪れ、大いに盛り上がりを見せた。

 また日本国内レースのファンにとっても嬉しい話題があった。それは、平川亮が来季マクラーレンF1のリザーブドライバーを務めることになったということだ。

 平川は2014年から2021年までスーパーGTに参戦。GT500クラスで通算7勝を挙げ、2017年シーズンにはシリーズチャンピオン、2018〜2020年まで3年連続でランキング2位となっている。いわば”スーパーGT卒業生”である。

 そんな平川のF1挑戦について坂東代表に尋ねると、今後の展開が楽しみであると語った。

「ちょっと年齢がいってますけど、面白いと思っています」

 日本のモータースポーツでは、ドライバーはチームと直接契約するのではなく、自動車メーカーと契約し、そのメーカー陣営のチームでレースに参戦することが多かった。しかし平川は、トヨタでWEC(世界耐久選手権)を走りつつ、F1ではマクラーレンと契約……言わばメーカーの垣根を越えて活動するという。

 海外ではこれは当たり前のこととも言える。例えば最近では、セバスチャン・ブエミはWECではトヨタのマシンを、フォーミュラEでは日産のマシンを走らせ、F1ではホンダ製PUを積むレッドブルのリザーブドライバーを務めていた時期があった。つまり日本系3メーカーの仕事を、一気に担っていたわけだ。

 今回の平川の契約が、今後の日本のメーカーの活動にどんな影響が及ぶのか、坂東代表は注目しているという。

「これからの自動車メーカーの垣根を越えた活動に、トヨタがやっていることが影響してくると面白いと思っています」

「そして、日本から世界へという流れがもっとできていって欲しいです。そのためには、日本でも、ファンがもっと応援できるようなカテゴリーを作っていかなきゃいけないですね」

「日本のモータースポーツをしっかりとしたモノにして、そこから海外に挑戦していくというのがハッキリと見えるようなことをしたいですね。日本のモータースポーツを大事にした上で、それをやっていかなきゃいけないと思います」

 

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