F1 アメリカGP
怪我からの復帰初戦、ダニエル・リカルドは左フロントブレーキダクトが破損し、ペース上がらず。トスト代表謝罪「トラブルで彼のパフォーマンスを発揮させられず申し訳ない」
負傷欠場からの復帰初戦を戦ったダニエル・リカルドは、ブレーキダクトの破損というトラブルに見舞われ、F1アメリカGPを15位でフィニッシュした。
編集: 2023/10/23 8:47
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アルファタウリのダニエル・リカルドは、F1アメリカGPの決勝レースを17位でフィニッシュした。負傷欠場からの復帰戦を1ストップ作戦で果敢に入賞を目指したが、ブレーキダクトにダメージを負ったことも影響し、ポジションを上げるには至らなかった。
オランダGPで左手を骨折した後、長く欠場が続いていたリカルドが、ようやく戦列に復帰することになった。その復帰戦となったアメリカGPの決勝をリカルドは14番グリッドからスタート。チームメイトの角田裕毅が2ストップ作戦で挑む中、リカルドは1ストップでレースを走り切ることを狙った。
しかしリカルド曰くペースが優れず、他車のリタイアもあり8位入賞を果たした角田とは対照的に、15位でレースを終えることになった。
「テキサスはあまりうまくいかなかった。スタート直後は計画通りに順調に進んでいたんだけど、周回遅れになり始めた頃から多くを失ってしまった」
そうリカルドはチームのプレスリリースに語った。
「僕らはトラフィックに苦労したようで、後々ダメージが出てきた。その後はペースが足りなかったんだ」
「ミディアムタイヤではユウキと同じペースで走っていた。でも僕はワンストップだったので、タイヤマネジメントが少し難しかった」
とはいえリカルドにとって今回が復帰戦。日を追うごとに体調は良くなっていると感じていると語った。
「体調的には、昨日よりも今日の方が良かった。スプリントレースは、決勝に向けて良いウォーミングアップになった」
「レースの走行距離も増えたし、このレースから学べることはたくさんある。次のメキシコに向けて全力でアタックしていく」
テクニカルディレクターのジョディ・エジントン曰く、リカルドのマシンにはダメージがあったという。
「ダニエルのレースは、後半になって厳しくなった。しかし最初のスティントは非常にうまくマネジメントしてくれたため、戦略の選択肢を広げることができた」
エジントンはリカルドの走りをそう評価する。
「しかし最初のピットストップの直後に、ブレーキダクトのパーツにダメージを負ってしまい、空力の荷重とバランスが大きく崩れてしまった。それにより、本来のペースで走ることができず、集団の中に埋もれてしまった」
「レース後半にセーフティカーが出た時に備え、ピットストップして問題を解決するという賭けに出た。そのストップで車両のバランスを改善することができたが、前進するチャンスは得られず、事故もなくレースは終了してしまったんだ」
チームのフランツ・トスト代表も、マシンのトラブルによりリカルド本来のパフォーマンスを発揮させることができなかったことを謝罪した。
「最初のスティントの途中で左フロントのブレーキダクトが破損するというトラブルに見舞われ、空力面に大きな影響が及び、ダウンフォースを大幅に失ってしまった。マシンのバランスも崩れてしまったため、良いパフォーマンスを発揮することができなかった」
そうトスト代表は語る。
「今回のマシンのトラブルにより、ダニエルは本来のパフォーマンスを発揮できなかったことを謝らなければいけない」
「彼がメキシコで調子を取り戻すだろうと信じているし、クルマの信頼性を確保し、彼が力強い予選とレースを戦えることを願っている」
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