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角田裕毅、サウジアラビアGPに手応えあり?「目標はQ3進出。でもとにかく開幕戦よりもQ2進出は楽なはず」

アルファタウリの角田裕毅は、F1第2戦サウジアラビアGPのFP2を終え、無得点に終わった開幕戦の巻き返しを目指すと語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1サウジアラビアGPの初日、アルファタウリの角田裕毅はFP1を10番手、FP2を13番手で終えた。角田本人も、マシンのパフォーマンスについてある程度自信を持っているようだ。

 開幕戦バーレーンGPでは、予選Q1で3セットの新品ソフトタイヤを使う戦略を採り、Q2に進出した角田。しかし、その時点で既に残りの新品ソフトタイヤはQ3に進出した時に使うことができる1セットのみ。つまりQ2を中古タイヤのみで戦うことを強いられた。しかしそれは当然厳しい状況であり、14番手で予選を終えることになった。

 そして迎えた決勝レースでは、粘り強く戦い抜いたものの11位が精一杯。無得点で初戦を終えた。

 そんな角田は、第2戦サウジアラビアGPではまだまだやるべきことが残っていることを認めつつも、予選Q3進出を目指せると自信を持っているようだ。

「今日のフリー走行で分かったのは、安定して10番手を巡って戦っているチームに、僅かに遅れをとっているということです。でも、全てをまとめ上げるのにあと1日使うことができます」

 角田はチームのプレスリリースにそう語った。

「FP1とFP2では、大きな問題はありませんでした。でも、マシンのパフォーマンスをさらに向上させる必要があることは分かっています」

「Q3に進出するのが目標です。でも、先週のバーレーンよりも、明日はQ2に進出できる可能性が高いと思います」

「今夜全てのデータを分析して、パフォーマンスを改善する方法を確認するつもりです」

「タイヤのデグラデーションは思ったほど悪くないように見えます。全力でプッシュできるはずです」

 
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