ピアストリ、F1初勝利を挙げたシーズン前半に実は肋骨を骨折していた? SNSで明かす……まさに絶好のタイミングでの夏休み
マクラーレンのランド・ノリスは、シーズン前半に肋骨を骨折していたという。
Oscar Piastri, McLaren F1 Team, 1st position, leaves the podium with his trophy and Champagne
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1前半戦の最後の数戦を、肋骨を骨折しながら走っていたことを、自身のSNSで明かした。
今季前半戦、レッドブルに次ぐ2番手チームの座にのし上がったマクラーレン。ランド・ノリスがマイアミGPで、ピアストリがハンガリーGPでいずれも初優勝を手にした。結局ノリスが199ポイントを獲得してランキング2番手、ピアストリは167ポイントを獲得してランキング4番手につけ、シーズンを折り返した。
昨年がF1デビューシーズンだったピアストリは、チームメイトのノリスが205ポイントを獲得する中、97ポイントしか獲得できなかった。しかし今季は、ノリスとのポイント差を着実に縮めているのは明らか。しかもピアストリは、肋骨を折るという大きな怪我を負いながらも、高いパフォーマンスを発揮していたのだ。
ピアストリは8月11日に自身のSNSを更新。レントゲン写真を添付しつつ、肋骨を初めて折ったことを明かした。
「シーズン前半をやりきった。初めてグランプリに勝ち、初めて骨折したんだ。肋骨にとっては、良い夏休みになったね!」
レントゲン写真を見ると、ピアストリが折ったのは左の6番目の肋骨だった模様。そして撮影日は7月8日となっている。7月8日はイギリスGPの決勝翌日。その翌週末にグランプリはなかったものの、その後ハンガリー、ベルギーと戦い抜き、ハンガリーでは骨を折ったまま優勝を手にしたということになる。
骨を折ったまま激しいGがかかるレースに挑むのは大変だっただろうが、その後の夏休みはまさに渡りに船だっただろう。
ピアストリは、なぜ肋骨を骨折することになったのかは明らかにしていない。しかしmotorsport.comが触れた情報によれば、オーストリアGP前後に負傷したようだ。
夏休み明けのオランダGPで、ピアストリにこの件についての質問が投げかけられるのは間違いないだろう。
Additional reported by Oleg Karpov
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