F1 イギリスGP

フェラーリF1、スペインで投入したアップデートを諦め、旧仕様に戻して戦うシルバーストン。サインツJr.「高速での安定性が少し増した」

フェラーリは今回のイギリスGPに旧仕様のパッケージで挑んでいるが、これによりここ数戦悩まされてきたバウンシングの問題を抑えることができているという。

Carlos Sainz, Ferrari SF-24

Carlos Sainz, Ferrari SF-24

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1イギリスGPの予選を終え、今回からマシンのパッケージをエミリア・ロマーニャGP仕様のモノに戻していることについて、高速コーナーでの安定性が増したと語った。

 今季はオーストラリアGPでサインツJr.が、モナコGPでシャルル・ルクレールが勝利を手にしたフェラーリ。しかしそれ以降は苦戦するレースが続いており、レッドブルだけでなくマクラーレンやメルセデスにも後れをとっている。

 その一因は、スペインGPで投入されたアップデートパッケージにあったようだ。このアップデートは一定の効果はあったものの、高速コーナーでバウンシングを誘発。それがラップタイムに影響を及ぼしていたと見られる。

 そのためフェラーリは今回、スペインGPで投入したパッケージよりも古いパッケージで走行。ただ予選順位としては振るわず、サインツJr.は7番手、ルクレールに至っては11番手でQ2敗退となった。

「最近高速コースで苦しんでいたことを考えれば、今回のような高速コースの”王様”ともいえるところで厳しいのは、驚きではないね」

 サインツJr.はそう語った。

「シルバーストンは、厳しい週末になるだろうと分かっていた」

 そんな中で、エミリア・ロマーニャGPで投入したパッケージに戻した効果やいかに? そう尋ねると、サインツJr.は次のように語った。

「パフォーマンスが向上したわけではなく、高速での安定性が少し向上しただけだ」

 そうサインツJr.は語る。

「フロアでのバウンシングが少し減り、高速でマシンをできるだけ安定させ、予測可能にする必要があるんだ」

「前進しているわけではない。後退しているわけではないことは分かっているけど、マシンを少し安定させたというだけだ」

 ルクレールも、パッケージを旧仕様に戻したことにより、バウンシングが落ち着いたと語る。そして今回の検証結果を受け、今後の方針を決断すると説明する。

「バウンシングは少し良くなったよ。それが、古いパッケージに戻した主な理由だからね」

 そうルクレールは言う。

「あまり詳しくは言わないけど、モナコ以降パフォーマンスが少し落ちたのは確かだ。僕らはそれを調べている。今回のようなテストを行なっているのも、それが理由なんだ」

「今週末、パッケージを戻すのは正しい選択だという結論に達した。バウンシングがあったからね。僕らは近いうちに、将来に向けて正しい決断を下すだろう。今回のことは、今後正しい決断を下すのにとても役立った」

 

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