フリー走行レポート
F1 オランダGP
F1シーズン後半初戦は荒天で幕開け……ノリスがフェルスタッペンを0.2秒差で退け首位。角田裕毅は14番手|F1オランダGPフリー走行1回目
マクラーレンのランド・ノリスが、F1オランダGPのフリー走行1回目でトップタイムを記録。後半戦初戦は、雨と強風に見舞われる荒天でのスタートとなった。
田中 健一
編集: 2024/08/23 11:49
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lando Norris, McLaren MCL38
写真:: Alastair Staley / Motorsport Images
F1オランダGPのフリー走行1回目が行なわれ、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。RBの角田裕毅は14番手だった。
1ヵ月のサマーブレイクが明け、シーズン後半戦初戦となったオランダGP。しかしその初日は、生憎の天候での幕開けとなった。雨が降っているだけでなく、強風が吹き荒れるというまさに荒天。気温も路面温度も20度というコンディションで、FP1が始まった。
そんな厳しい天候でも、複数のマシンがコースイン。ただ装着したタイヤは各車ウエットタイヤであった。なお、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスのマシンにはロバート・シュバルツマンが乗り、チームとしてはルーキードライバーの起用義務を1回消化した格好だ。
しかしセッション序盤はコンディションが回復せず、各車とも散発的な走行となった。
FP1開始から30分ほどが経過しようかという頃から、サーキットの上空から雨雲が去りはじめ、青空が顔を覗かせはじめた。日差しもコースに降り注いだ。
そのタイミングで真打ち登場。地元オランダのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースインしたのだ。このフェルスタッペンは、全ドライバー中初めてインターミディエイトタイヤを履いたマシンとなった。
しかしフェルスタッペンはターン12でスピン。豪快なスピンターンを決めて走行に戻った。
その翌周、フェルスタッペンは1分21秒300を記録し、ウエットタイヤ装着のシャルル・ルクレール(フェラーリ)の暫定トップタイムを、4秒以上縮めてみせた。
ただその直後、やはりインターミディエイトタイヤを履いたメルセデスのジョージ・ラッセル、マクラーレンのランド・ノリスが次々にトップタイムを更新。路面のコンディションは急速に改善していった。
角田はセッション残り20分というところでようやくコースイン。1回目の計測ラップではイエローフラッグが掲出されたため思うようなタイムが出せなかったが、続くアタックで8番手タイムを記録した。
驚きだったのはシュバルツマン。1分20秒857を記録し、フェルスタッペンをも上回って3番手につけた。
残り10分を切ろうというところから、各車路面が乾いてきたため、ドライタイヤを投入し始めた。ライン上は完全に乾いているように見えた。そんな中ノリスは、自身のインターミディエイトタイヤでのタイムを3秒更新して首位に。ラッセルがこれに続いた。
ただ走れば走るほどタイムが上がっていく状態。ノリス、ラッセル、そしてもう1台のマクラーレンであるオスカー・ピアストリが、首位を奪い合う展開となった。
セッション最終盤、フェルスタッペンが一旦首位に立つシーンもあったが、ノリスが最後の最後で最速タイムを塗り替えてセッション終了。ノリスのタイムは1分12秒322だった。フェルスタッペンは0.201秒遅れの2番手、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。4番手にはフェラーリのカルロス・サインツJr.が続いたが、フェラーリ勢は全チーム中唯一ミディアムタイヤでのタイム計測であり、まだ爪を隠しているようにも見える。
去就が注目されるセルジオ・ペレス(レッドブル)は、チームメイトのフェルスタッペンから1.7秒遅れの12番手と、不安が残る立ち上がりとなった。角田は結局14番手だった。
この後日本時間の23時から、フリー走行2回目が予定されている。
Main Information Additional Data Driver Info Driver Info
1
-
4
Main Information Additional Data
1
-
2
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 平均速度 1 ランド ノリス マクラーレン 4 McLaren Mercedes 17
1'12.322
212.001 2 マックス フェルスタッペン レッドブル 1 Red Bull Red Bull 13
+0.201
1'12.523
0.201 211.414 3 ルイス ハミルトン メルセデス 44 Mercedes Mercedes 13
+0.684
1'13.006
0.483 210.015 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1オランダFP1速報|強風吹き荒れる中シーズン後半戦が開幕! ノリス最速でフェルスタッペンが続く。角田裕毅14番手
次の記事 マクラーレン、オランダGPで久々アップデート投入。ノリスは進歩に自信「アップデートが上手くいかないのは避けたかった」
More from
田中 健一

トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」
WEC
WEC
Fuji
13 時間前
トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」

アルピーヌが初日最速、ロングランも速そうだ……トヨタ勢は8号車8番手、7号車13番手|WEC富士6時間フリー走行2回目
WEC
WEC
Fuji
17 時間前
アルピーヌが初日最速、ロングランも速そうだ……トヨタ勢は8号車8番手、7号車13番手|WEC富士6時間フリー走行2回目

STEM Racingの世界大会に挑むウインドブレイカーを、エイブルがスポンサード。千代勝正が繋いだ”縁”「たくさんの企業が応援する価値がある」
General
General
News
18 時間前
STEM Racingの世界大会に挑むウインドブレイカーを、エイブルがスポンサード。千代勝正が繋いだ”縁”「たくさんの企業が応援する価値がある」
最新ニュース

アロンソ、予選でのミスに「ポールが獲れなかったのはそのせい!」とジョーク? 決勝はパーツ温存が目標に
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
31 分前
アロンソ、予選でのミスに「ポールが獲れなかったのはそのせい!」とジョーク? 決勝はパーツ温存が目標に

0.8秒差のポール獲得にラッセル本人も驚き「F2やF3でもこれほどの差をつけたことはなかった」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
9 時間前
0.8秒差のポール獲得にラッセル本人も驚き「F2やF3でもこれほどの差をつけたことはなかった」

今大会デビューの山越陽悠が9位入賞。赤旗中断もあったレースをダンがポール・トゥ・ウィン|F2バクーフィーチャーレース1
FIA F2
F2 FIA F2
バクー
12 時間前
今大会デビューの山越陽悠が9位入賞。赤旗中断もあったレースをダンがポール・トゥ・ウィン|F2バクーフィーチャーレース1

トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」
WEC
WEC WEC
Fuji
13 時間前
トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」
Widget prime_content_fullwidth doesn't have content
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録