フリー走行レポート
F1 オランダGP

サージェントの炎上クラッシュ発生! 赤旗中断で消化不良のセッションに。なおガスリー最速|F1オランダGP FP3

F1オランダGPのフリー走行3回目ではアルピーヌのピエール・ガスリーが最速。RBの角田裕毅はノータイムだった。

Logan Sargeant, Williams FW46, jumps out of his car after a crash in FP3

Logan Sargeant, Williams FW46, jumps out of his car after a crash in FP3

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 ザントフールト・サーキットを舞台に開催されているF1第15戦オランダGP。フリー走行3回目ではアルピーヌのピエール・ガスリーがセッション最速タイムをマークした。RBの角田裕毅はノータイムだった。

 オランダGPは初日に続き2日目も生憎の天候となり、路面はウェット。気温18度、路面温度20度というコンディションの中、1時間のFP3がスタートした。

 セッション序盤は、複数のドライバーがフルウエットタイヤもしくはインターミディエイトタイヤで走行を行ない、コースコンディションを確かめた。

 初日のFP2でクラッシュを喫して走行マイレージが少ないハースのニコ・ヒュルケンベルグは、先頭でコースへ飛び出していったが、ターン11で止まりきれずウォールにヒット。再び走り出すことは可能だったものの、フロントウイングなどにダメージを負った。

 その直後にはウイリアムズのローガン・サージェントがターン4で激しくクラッシュ。ターン3のバンク出口で濡れた芝生にタイヤを落とし、コントロールを失ったマシンはウォールと激突。これでFP3は赤旗中断となった。

 幸いサージェントは無事を報告したが、大破したマシン後方からは火の手が上がり、マーシャルがすぐさま駆けつけ消火活動が行なわれた。

 ただサージェントのマシンが当たったガードレールの損傷は激しく、コース修復作業によって、セッションが再開される頃には残り2分という状況だった。

 この時点ではアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが1分21秒461でトップ。10台のみがタイムを記録している状況であり、ぶっつけ本番で予選を迎えることがないよう、アロンソ以外のドライバーがインターミディエイトタイヤでコースへ入っていった。

 路面コンディションの改善もあり、最終アタックでアルピーヌのガスリーが1分20秒311でトップに。ハースのケビン・マグヌッセンがそこから0.139秒遅れの2番手、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスが0.844秒遅れの3番手に並んだ。

 レッドブルのセルジオ・ペレスやRBの角田はタイム計測に入る前にセッション終了となりノータイム。各車とも不完全燃焼のFP3となった。

 なおフェルスタッペンは、再開後コースへ戻る際に他車を抜きピット出口のホワイトラインをカット。レースディレクターの指示に従わなかったとしてブラック&ホワイトフラッグの警告を受けた。

   
1
 - 
4
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 France ピエール ガスリー アルピーヌ 10 Alpine Renault 5

1'20.311

  190.912
2 Denmark ケビン マグヌッセン ハース 20 Haas Ferrari 9

+0.139

1'20.450

0.139 190.582
3 Finland バルテリ ボッタス ザウバー 77 Sauber Ferrari 7

+0.844

1'21.155

0.705 188.927
 

前の記事 F1オランダGP FP3速報|サージェントの炎上クラッシュで赤旗中断。わずかな走行時間でトップはガスリー
次の記事 【動画】サージェント、雨のザントフールトで大クラッシュ。マシンからは火の手上がる|F1オランダGP

最新ニュース

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本