今や”良いパパ”になったライコネン、久々にF1パドックに登場。息子ロビンはカートに熱中「彼は楽しんでる。それが一番だ!」
2007年のF1王者であるキミ・ライコネンが、イタリアGPで久々にF1のパドックに登場。カートに熱中している息子のロビンをはじめ、家族との時間を大切にしている”休日のパパ”ぶりを語った。
Kimi Raikkonen in the Stake F1 Team Kick Sauber garage with his son, Robin
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
F1イタリアGPのパドックに、ひとりの元F1チャンピオンの姿があった。キミ・ライコネンである。ライコネンはF1公式サイトのインタビューに応じ、現在の生活について語った。
2001年に衝撃的なF1デビューを果たし、フェラーリ在籍時代の2007年にはワールドチャンピオンにも輝いたライコネン。しかし2021年シーズン限りで現役を引退……以後はF1のパドックにも姿を見せず。NASCARに参戦したり、モトクロス世界選手権でチーム代表を務めるなどしてきた。
そのライコネンが久々にF1のパドックを訪れ、注目を集めた。F1引退後は家族と共に過ごす時間を大事にしていたというライコネンは、この日も家族と共にモンツァを訪れた。
「いろんな人のところに顔を出したんだけど、(F1のパドックに)戻ってこられて嬉しいよ」
ライコネンはF1公式のインタビューに、笑顔でそう答えた。
「子供たちが来たがっていたんだ。楽しんでいたし、たくさんの昔の友人たちにも会えた。文句はないね。僕が訪問したチームには、新しい人がたくさんいた。この世界はすぐに変わるんだね」
息子ロビンは、今はカートのレースに挑戦しており、ライコネンはそのメカニックを担当しているという。この日もロビンも共にモンツァにやってきて、F1ドライバーたちと会ったり、F1マシンのコクピットに座ったりと、ご満悦だったようだ。
「忙しい数年だったね」
家族との生活について、ライコネンはそう語った。
「イタリアに引っ越して、ロビン(長男)のメカニックをやっている。リアンナ(長女)は体操しているし、小さな子(グレース/次女)もいるから、家族の生活は忙しい! でも最高だよ」
F1チャンピオンの遺伝子を持つ息子ロビンは、F1に辿り着く可能性があるのか? そう尋ねられたライコネンは、次のように語った。
「彼は楽しんでいるよ」
そうライコネンは言う。
「これまでのところは全て順調だ。だから様子を見よう。何が起きるかは誰にも分からないけど、彼は楽しんでいる。それが一番だ」
そう語るライコネンは、あまり熱心には最近のF1の情報を収集するようなことはないという。
「あまり注目してないね。子供たちや家族と、いつも何かをやっているからね」
「家にいて、テレビで放送されている時には観るよ。今でも興味を持っているけど、もちろん以前のように何でも知っているというわけではない」
「しかし今のF1は良いと思う。いつもどうなるか分からないのは、興味深いことだよ。レースも接戦が続いているように見えるから、F1にとっても、ファンにとっても良いことだろうね」
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