角田裕毅のレースエンジニア、イタリアGPから変更。これまでの相棒マッティア・スピニはチーム内で昇格
F1イタリアGPから、角田裕毅のレースエンジニアがこれまでのマッティア・スピニから、アーネスト・デジデリオに変わることが明らかになった。
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写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
角田裕毅(RB)のレースエンジニアが、今週末のイタリアGPから変更になることがわかった。これまで角田のレースエンジニアを務めていたマッティア・スピニの昇格に伴い、アーネスト・デジデリオが後任となるという。
角田のF1デビュー以来ずっと、スピニがレースエンジニアを担当してきた。しかしその関係も前回のオランダGPが最後。ただ、スピニはチームを離れるわけではなく、昇格することになったようだ。
「今回のレースから、新しいエンジニアになりました。これまで4年間一緒に働いてきたマッティアは、上のポジションに昇格しました。そのことを嬉しく思います」
角田はイタリアGPが行なわれるモンツァ・サーキットでそう語った。
「同時に、彼が僕にしてくれたこと、一緒に経験したことをとても感謝しています。僕らは一緒に成長してきました。ルーキーシーズンからです」
「皆さんもご存知の通り、僕らは浮き沈みをたくさん経験してきました。でも同時に僕らは兄弟のように働き、本当にいい関係でした」
なおこの人事は短期的にパフォーマンス向上を目指すためのものではなく、チーム内で昇格を目指す人材を再編成するための措置だという。
「彼はこれからもチームで働き、少し異なるポジションから、僕らのことを見てくれることになると思います。彼にとってそれは、良い位置だと思います。それがどういう形で機能するのかを見てみたいと思います」
角田の新たなレースエンジニアは、イタリア人のアーネスト・デジデリオ。かつてはハースやウイリアムズで働いた経験もある人物である。
「新しいエンジニアのアーニーは、とてもモチベーションに溢れている人物です。彼とは、すでに複数回のセッションで一緒に仕事をしました。彼はとても良い人みたいですし、才能があります。とても楽しみです」
Additional Report by Jonathan Noble, Oleg Karpov
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