F1 アゼルバイジャンGP

角田裕毅、アゼルバイジャンGP予選で悔しいQ2敗退……しかし好材料も「新しいフロアはしっかり機能している」

F1アゼルバイジャンGP予選でQ2敗退を喫した角田裕毅(RB)は、その結果を悔やみながらも、前戦イタリアGPで投入した新型フロアが機能していることを確認できたと語った。

Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01, in the pit lane

Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01, in the pit lane

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 RBの角田裕毅は、F1アゼルバイジャンGPの予選を12番手で終えた。角田はQ3に進出できなかったことは苛立たしいとしつつも、新しいフロアは機能していることが確認できたという。

 角田はQ1を11番手で突破。しかしQ2では12番手。この結果を、角田は悔しがった。

「Q2脱落という結果は悔しいです」

 角田はそう語った。

「パフォーマンスの面では期待していたようなモノではありませんでした。ペースが足りず、ドライブするのはかなり難しかったですが、全力を尽くしました。タイヤのデグラデーション(性能劣化)は例年より厄介みたいなので、明日はタイヤを労わることが鍵になりそうです」

 しかし好材料もある。前戦イタリアGPで角田のマシンだけに投入され、うまく機能しなかった新型フロアが、今回は機能していることが確認できたのだという。

「モンツァと比べて、新しいフロアは間違いなく機能しています。全く違う感じがするんです。チームはデータの分析をうまく行なっています。次の数戦は今回のコースに似ているので、楽しみですね」

「パフォーマンスを掘り下げていくつもりですが、まずは落ち着いて、明日できることをやります」

 テクニカルディレクターのジョディ・エジントンも、フロアの効果を確認できたとしながらも、次のアップデートが大切だと語った。

「モンツァで投入したフロアをさらに走らせた結果、期待通りのパフォーマンスを確認することができ、自信を持つことができた。しかし、次に予定されている空力アップデートは、引き続き重要だ。中団グループの争いは非常に熾烈で、小さな改善でも大きな成果を得ることができるからだ」

「明日も熾烈な戦いが予想され、セーフティカーが出場することも珍しくない。間違いを起こさないよう、正しい判断を下す準備ができている」

 
前の記事 逆転チャンピオン狙うノリス、黄旗めぐる混乱でまさかの予選Q1敗退「アクセルを戻さざるを得なかった」
次の記事 冷却ファンを取り付けたままコースインする大失態のアルボン、当時の状況を説明「トウを使うために、急いでピットを出てしまった」

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本