F1 アゼルバイジャンGP

角田裕毅、アゼルバイジャンも接触ダメージの影響でリタイア……これで2戦連続「ストロールは不必要な動きだったと思います」

F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで、角田裕毅(RB)はアストンマーティンのランス・ストロールと接触したダメージにより、リタイアを強いられることになった。

Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01, Lando Norris, McLaren MCL38

Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01, Lando Norris, McLaren MCL38

写真:: Dom Romney / Motorsport Images

 RBの角田裕毅は、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを、アストンマーティンのランス・ストロールとクラッシュした影響でリタイアに終わった。角田は、こういう事故に遭わないようにするために、予選でもっと好結果を手にする必要があると語った。

 角田は11番グリッドからレースをスタート。しかしその1周目、ターン4でイン側を走っていたストロールと接触することになった。ストロールはこの接触でパンクし、すぐにピットイン。一方で角田は走行を続けたものの、徐々にペースを落としてしまうことになった。角田のマシンの右側のサイドポンツーンには、大きな穴が空いていたのだった。

 結局角田は、14周を走り切った段階でピットイン。ダメージが大きく、マシンを降りてリタイアすることになった。これで角田は、前戦イタリアGPに続き、2戦連続でクラッシュに見舞われリタイアすることなった。

「2レース続けてこんなことになってしまい、とても悔しいです」

 角田はそう語った。

「とても短いレースになってしまい、ポイント獲得のチャンスを失ってしまいました。難しい状況でしたが、公道コースのレースでは何が起きるか分からないです」

「11番手からのスタートは理想的ではなく、ダメージを受けるリスクが高いことを意味しています。もう少しステップアップしてトップ10圏内で予選を通過し、より良いスタートを切る必要があります」

 今回の件については、ストロールに非があると、角田は考えているようだ。

「コース上で起きたことについて言えば、彼(ストロール)の不必要な動きのように感じました。失うモノはないという感じで、ああいう形でコースアウトしたんです。彼に何の得があったのかはわかりませんが、残念なことではありますが、望んでいたようなレースの終わり方ではありませんでした」

「シンガポールでは強くなって戻ってくるつもりです」

 
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