F1 アゼルバイジャンGP

マクラーレン、ピットレーン手順違反で5000ユーロの罰金……順位に影響するようなペナルティは逃れる

マクラーレンは、ピットレーンの手順違反により、5000ユーロの罰金を支払うことになった。

Team members of McLaren celebrates as Oscar Piastri, McLaren F1 Team, takes the chequered flag

Team members of McLaren celebrates as Oscar Piastri, McLaren F1 Team, takes the chequered flag

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 マクラーレンは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レース中のピットレーンにおいて手順違反があったとして、5000ユーロ(約78万円)の罰金を受けることになった。

 オスカー・ピアストリの手によりF1アゼルバイジャンGPで勝利を手にしたマクラーレン。しかしレース後に審議対象となり、レーススチュワードに召喚されることが明らかになった。その理由は「ピットレーンの手順違反」とのみ明かされ、その詳細については不明だった。

 しかし審議の結果、この違反はレースが完全に終わる前に、チームメンバーや機材がピットレーンに入ってしまったことが原因だったようだ。

 スチュワードはこの件について、次のように説明した。

「レースが終了する前に、チーム関係者がパルクフェルメエリアに移動することは珍しくない。しかしマクラーレンは、他のチームがまだピットインを行なっている間に、チームメンバーと機材をピットレーンに残した」

「そのため、危険な状況になる可能性があった」

 これによりマクラーレンは、5000ユーロの罰金を科されることになったものの、順位降格などのペナルティを回避することができた。つまり、ピアストリの優勝が確定したということになる。

 なお今回のレースの結果、マクラーレンは今季の獲得ポイントを476ポイントとし、ついにコンストラクターズランキング首位に立った。しかもそればかりか、レッドブルに20ポイントのリードを築くことにも成功した。

 

前の記事 フェルスタッペンら4名、チェッカー後のVSCを無視し警告。実はシーズン序盤にも起きていた?「次の違反は、重大なペナルティにつながる」
次の記事 エンジニアの助言を完全無視したオーバーテイクが勝因に。バクー戦振り返るピアストリ「あのチャンスを逃したら次はないと思っていた」

最新ニュース

坪井翔、7番グリッドから逆転勝利! 岩佐歩夢2位、小林可夢偉3位で久々表彰台|スーパーフォーミュラ第6戦富士:決勝速報

坪井翔、7番グリッドから逆転勝利! 岩佐歩夢2位、小林可夢偉3位で久々表彰台|スーパーフォーミュラ第6戦富士:決勝速報

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
坪井翔、7番グリッドから逆転勝利! 岩佐歩夢2位、小林可夢偉3位で久々表彰台|スーパーフォーミュラ第6戦富士:決勝速報
スーパーフォーミュラ鈴鹿戦で実施決定! 自律運転レース”A2RL”デモ走行。AIは鈴鹿サーキットを攻略できるのか?

スーパーフォーミュラ鈴鹿戦で実施決定! 自律運転レース”A2RL”デモ走行。AIは鈴鹿サーキットを攻略できるのか?

SF スーパーフォーミュラ
第8戦・第9戦:鈴鹿
スーパーフォーミュラ鈴鹿戦で実施決定! 自律運転レース”A2RL”デモ走行。AIは鈴鹿サーキットを攻略できるのか?
近藤真彦がスーパーフォーミュラの最新テスト車両で”シビレる”デモ走行。トヨタ会長とHRC社長も激励「走る楽しさが改めて分かった」

近藤真彦がスーパーフォーミュラの最新テスト車両で”シビレる”デモ走行。トヨタ会長とHRC社長も激励「走る楽しさが改めて分かった」

SF スーパーフォーミュラ
第6戦・第7戦:富士
近藤真彦がスーパーフォーミュラの最新テスト車両で”シビレる”デモ走行。トヨタ会長とHRC社長も激励「走る楽しさが改めて分かった」
マルチバースならF1ではなくPSGでプレーしているかも? サッカー狂ガスリーが語る二刀流の幼少期とチームオーナーとしての夢

マルチバースならF1ではなくPSGでプレーしているかも? サッカー狂ガスリーが語る二刀流の幼少期とチームオーナーとしての夢

F1 F1
アメリカGP
マルチバースならF1ではなくPSGでプレーしているかも? サッカー狂ガスリーが語る二刀流の幼少期とチームオーナーとしての夢

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本