角田裕毅、F1シンガポールGP初日は絶好調……高まる予選への期待「まだ改善の余地があります!」
F1シンガポールGPの初日2回のフリー走行をいずれも上位で終えた角田裕毅(RB)は、予選で好結果を手にできることを期待していると語った。
Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
RBの角田裕毅は、F1シンガポールGPの初日FP1を5番手、FP2を4番手と、絶好のポジションで終えた。この結果を受けて角田は、予選がいつもよりも楽しみだと語った。
ここ2戦連続で他車との接触によりリタイアと、良い流れに乗れていなかった角田。しかしシンガポールでは初日から好調で、2回のフリー走行いずれも上位に食い込む走りを見せた。
「ポジティブな1日でしたし、全体的に良いフィーリングです」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「もちろんまだフリー走行なので、明日以降はライバルもペースを上げてくるのは間違いありません。でも同時に、僕らの方にも改善の余地がまだあります。鋭い状況を保っていかなければいけません」
角田は2戦連続でリタイアに終わった原因を、グリッド中団からスタートしたことだと語っていた。それを避けるためにも、予選のパフォーマンスを重視することが大切だとしていたが、まさにそれに近づきつつあるように見える。
「いつも以上に予選を楽しみにしています。そこには、全てをまとめあげるチャンスがあると思っています」
レーシングディレクターのアラン・パルメインも、最高の予選にできるように、土曜日のFP3に向けて最終的な調整をするつもりだと語った。
「我々にとっては、賢明な金曜日だったと思う。まず各セッションとも、2台のマシンが無傷で走り切ることができた。これは、こういうコースでは非常に良いスタートだ」
そうパルメインは語った。
「ドライバーはふたりとも、最初のセッションの最初の段階から、マシンにかなり満足していた。FP2の前にバランスを微調整すべく、いくつかの小さな変更を加えた。それにも、ドライバーたちはとても満足していた」
「1周のペースではまだ少し作業が必要だが、どの方向に進むべきかは分かっている」
「明日の最後の1時間のフリー走行を前に最終的な調整を行ない、土曜日の夜の予選に向けてマシンが出来る限り最高の状態になるようにしたいと思う」
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