F1 シンガポールGP

ペレス10位ギリギリ入賞も、次戦へ向けて期待抱く「”普通”のサーキットなら、もっと良いパフォーマンスを発揮できるはず」

F1シンガポールGPで10位に入ったセルジオ・ペレスは、次のアメリカGPではもっと良いパフォーマンスを発揮することができるはずだと期待を語った。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB20, Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01, Carlos Sainz, Ferrari SF-24

Sergio Perez, Red Bull Racing RB20, Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01, Carlos Sainz, Ferrari SF-24

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1シンガポールGPを10位でフィニッシュ。なんとか1ポイントを持ち帰るのが精一杯だった。しかしマシンは苦境から立ち直りつつあり、次戦アメリカGPではもっと力強いパフォーマンスを発揮することができるはずだと語った。

 シンガポールGPの初日はまずまずの走りを見せたペレス。しかし予選では苦戦し、Q2を突破することが叶わず、13番グリッドからレースをスタートすることになった。しかしペレスのスタートはうまくいき、一気に10番手にジャンプアップ。ただ、ピットストップでウイリアムズのフランコ・コラピントをアンダーカットすることはできたものの、逆にフェラーリのカルロス・サインツJr.にアンダーカットを許したことで、結局10位でのフィニッシュとなった。

 ペレスは、この結果は望みうる最大の結果だと思うかと尋ねられると、次のように語った。

「僕はそうだと思う」

 そうペレスは語った。

「1周目はまずまず良かったと思う。でも、残念ながらそれを活かすことができなかった。カルロスにもアンダーカットされてしまった。今日はオーバーテイクが難しかったから、もう少し差をつける必要があったと思う」

「レース中ずっとニコ(ヒュルケンベルグ/ハース)の後ろにいたのは最悪だった。かなり辛い午後だったよ」

 ペレス曰く、予選と比べてマシンの状態は向上したという。このことは、チームメイトのマックス・フェルスタッペン共々、次戦以降大きな後押しになる可能性があると、ペレスは考えている。

「少しバランスが取れたと思う。予選でポジションがかなり悪かったのは残念だ。後から考えれば、何が間違っていたのかは分かっている。オースティンではうまく挽回できるはずだ。もっと普通のサーキットならばマシンはもっと良くなるはずだし、オースティンでこそ本来のペースを見せることができるはずだ」

「マックスは素晴らしい週末を過ごしたと思う。本当にうまくやった」

「金曜日、彼は15番手で、僕から0.5秒も離れていたと思うけど、なんとかして追い上げてきた。それは良かったけど、僕らにはまだやるべきことがある」

「もっと普通のサーキットに行った時に、もう少しペースを見せられればいいと本当に願っているんだ。うまくいけば、オースティンにはアップデートを持ち込めるはずだしね」

 

前の記事 メルセデス、酷暑のシンガポールでドライバーふたりが”オーバーヒート”。レース後のメディア対応をキャンセル
次の記事 リカルドは笑顔でF1を去る? ラストレースの可能性認めるもマクラーレン解雇の「2022年よりもずっと幸せな状態」

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本