予選レポート

F1 サウジアラビアGP

角田裕毅、今季&RB初の予選Q3進出で9番グリッド獲得! ポールポジションは2戦連続フェルスタッペン|F1サウジアラビアGP

F1サウジアラビアGPの予選が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。RBの角田裕毅は9番手だった。

滑川 寛

公開日時: 2024/03/08 18:40

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Yuki Tsunoda, RB F1 Team VCARB 01

 ジェッダ市街地サーキットを舞台に開催されているF1第2戦サウジアラビアGP。その予選では、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。

 この予選前に行なわれたFP3は日中のセッションとなったが、FIA F2のスプリントレースを挟んで、F1の予選セッションが開始される現地20時00分の段階ではとっぷり日も暮れ、気温25度、路面温度32度というコンディション。FP3からは10度近く路面温度が下がった。

Q1

 予選の時刻を迎え、ピットレーンのシグナルがグリーンに灯ると、各車が下位5台の足切りを行なうQ1に向けてピットアウト。多くのマシンが出走するQ1ではトラフィックや他車のアクシデントの影響も受けやすく、1セット目のタイヤで“置き”のバンカータイムを計測した後、新品タイヤに履き替えて後半に再アタックするのがセオリーだ。

 ただメルセデス勢は、残りの新品ソフトタイヤのセット数が他よりも1セット数なかったため、まずはミディアムタイヤを履いてコースインした。

 レッドブル勢はコースインのタイミングを遅らせて、Q1ではソフトタイヤを1セットのみを使用。それでもフェルスタッペンは1分28秒171でトップ通過を果たした。2番手にはソフトタイヤを2セット使用したランス・ストロール(アストンマーティン)がつけた。

 なおレッドブル勢だけでなく、3番手通過のシャルル・ルクレール(フェラーリ)やフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、マクラーレン勢もソフトタイヤ1セットのみでQ2に進出した。

 また、虫垂炎を患ったカルロス・サインツJr.の代役としてフェラーリから急遽F1デビューを果たしたオリバー・ベアマンは9番手通過。RBの角田裕毅が10番手でQ1通過となった。

 なおFP3で大きなクラッシュのあったキック・ザウバーの周冠宇は、Q1最終盤にマシン修復が間に合い、コースに出ることは叶ったものの、タイム計測を開始する前にチェッカーフラッグを受けてしまうことになった。そのため、ノータイムでQ1敗退。バルテリ・ボッタスもトラフィックの影響を受けて16番手と、キック・ザウバーは2台揃ってQ1で姿を消すこととなった。その他、ウイリアムズのローガン・サージェント、そしてアルピーヌの2台がここで脱落となった。

Q2

 トップ10入りを決めるQ2が開始され、各車が続々と1回目のアタックへ向かう中、ハースのニコ・ヒュルケンベルグがパワーを失ってコース脇にストップ。11分を残して赤旗が提示された。この時点では15台中5台がタイムを出しており、メルセデスのジョージ・ラッセルが1分28秒608で暫定トップに立っていた。

 ヒュルケンベルグのマシンはすぐに回収され、5分程度の中断でQ2は再開。タイムを出していなかったドライバーもここでコースへ入り、フェルスタッペンは1分28秒078でトップタイムをマークした。そこにアロンソが食らいつき0.044落ちの2番手につけた。また、マクラーレン勢はタイムアタックのタイミングをズラして空いたコースでタイム計測を実施した。

 Q2終盤にかけて、脱落の危険性があるドライバーを中心に、最後のタイム計測を実施。RBの角田は1分28秒564で8番手に食い込み今季初のQ3進出を果たす一方で、チームメイトのリカルドは14番手とQ2脱落となった。

 今回が初のF1での予選となるベアマンは1周をまとめ上げることに苦戦し、11番手でQ3進出ならず。10番手でQ2ギリギリ通過となったルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.036秒届かなかった。その他、マシンストップがあったヒュルケンベルグを含めハース勢とアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がここで脱落となった。

 なおフェルスタッペンはQ2終盤、ユーズドのソフトタイヤで1分28秒033までタイムを改善してトップ通過。ルクレールが0.079秒差で2番手となった。ちなみに3番手通過のアロンソはQ2終盤にアタックを行なわなかった。

Q3

 迎えたポールポジションを決めるQ3。最初のタイム計測ではフェルスタッペンがいきなり1分27秒472を叩き出してタイムシートのトップに浮上。ペレスは2番手に並ぶもその差は0.335秒と大きかった。そしてアロンソは1周をまとめて3番手。1回目のアタックを中断したルクレールが改めてアタックを行ない、4番手につけた。

 各車は1回目のアタックを終えてピットへ。Q3最初のアタックではユーズドタイヤを使用するドライバーもいたが、残り4分を切ったところから全車が新品ソフトタイヤに履き替え、最後のアタックに向けて再びピットアウト。メルセデスの2台を先頭にコースへ出ていった。

 まずメルセデスのルイス・ハミルトンは1分28秒460をマークするも7番手止まり。ラッセルは痛恨のミスを犯してラップを中断した。

 続くドライバーにもフェルスタッペンが記録した驚速タイムを脅かす者は現れず。フェルスタッペン自身も最後のアタックではタイムを改善できなかったが、開幕戦バーレーンGPに続いてサウジアラビアGPでもポールポジションを獲得した。

 2番手にはフェルスタッペンから0.319秒差でルクレール、3番手には0.335秒差でペレスが並んだ。

 決勝グリッドはフェルスタッペンとルクレールがフロントロウに並び、ペレスとアロンソが2列目、マクラーレン勢が3列目、メルセデス勢が4列目。角田は予選でストロールを上回る1分28秒547を記録して9番手からレースを迎える。

 

Main Information Additional Data Driver Info

   

1

 - 

3

   

Main Information Additional Data

   

1

 - 

2

   

順位 ドライバー #   シャシー エンジン タイム 平均速度 1 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1   Red Bull Red Bull

1'27.472

254.097 2 Monaco シャルル ルクレール フェラーリ 16   Ferrari Ferrari

+0.319

1'27.791

253.174 3 Mexico セルジオ ペレス レッドブル 11   Red Bull Red Bull

+0.335

1'27.807

253.127 4 Spain フェルナンド アロンソ アストンマーティン 14   Aston Martin Mercedes

+0.374

1'27.846

253.015 5 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81   McLaren Mercedes

+0.617

1'28.089

252.317 6 United Kingdom ランド ノリス マクラーレン 4   McLaren Mercedes

+0.660

1'28.132

252.194 7 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63   Mercedes Mercedes

+0.844

1'28.316

251.669 8 United Kingdom ルイス ハミルトン メルセデス 44   Mercedes Mercedes

+0.988

1'28.460

251.259 9 Japan 角田 裕毅 RB 22   RB Red Bull

+1.075

1'28.547

251.012 10 Canada ランス ストロール アストンマーティン 18   Aston Martin Mercedes

+1.100

1'28.572

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