F1 サウジアラビアGP

リカルド、第2戦サウジアラビアGPにかける期待「開幕戦はうまくいったこととうまくいかなかったことがあったけど……今後僕らは強くなっていく」

RBのダニエル・リカルドが、F1第2戦サウジアラビアGPに向けてコメント。「今後僕らは強くなっていく」と期待感を滲ませた。

Daniel Ricciardo, RB F1 Team VCARB 01

 F1開幕戦バーレーンGPを13位で終えたダニエル・リカルド(RB)は、初戦で様々なことを確認できたため、今週末に行なわれる第2戦サウジアラビアGPに向けた期待が高まったと語った。

 リカルドはバーレーンGPを14番グリッドからスタート。序盤は大きくポジションを上げることはできなかったものの、最終スティントでは多くのマシンがハードタイヤを履く中、リカルドはとっておきの新品ソフトタイヤを装着。前を行くマシンとの差を一気に縮めた。レース最終盤には、チームオーダーによりチームメイトの角田裕毅の前に立ち、代わりにハースのケビン・マグヌッセンを攻撃。しかし攻略することはできず、13位でレースを終えることになった。

「週末を通じて、うまくいったこともあればあまりうまくいかなかったこともあった。でも今は、次のレースが待ちきれないよ」

 リカルドは第2戦サウジアラビアGPに向け、チームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「2週連続開催というのは嬉しいし、開幕戦の直後に第2戦を戦えるというのも嬉しいね。開幕戦の後は数日間バーレーンに残り、パデルをしたりしてリラックスしながらも、低い負荷でアクティブに過ごした」

「レース後の土曜日の夜には、多くの分析が行なわれた。そこからは、多くのことを読み取ることができた」

「短期的には、ポイント圏内でフィニッシュするには完璧にレースを戦う必要がある。でも今後数レースの間に、僕らはますます強くなっていくことを信じている」

 リカルド曰く、サウジアラビアGPのコースであるジェッダ市街地コースは、超高速であり、チャレンジングなコースであると語った。

「サウジは開幕戦とは全く異なるサーキットなので、そこでまたレースができることを楽しみにしている。1レースが終わった後だから、今週末はさらにコンマ数秒の違いを引き出せると思う」

「サウジではこれまで、2回レースを走った。僕の最高成績は5位(2021年)だ。素晴らしいコースで、とても楽しい。再びレースができるのを、本当に嬉しく思うよ」

「市街地サーキットとしてはかなりグリップが高く、高速走行とそれに伴うアドレナリンが溢れるのが楽しみだ。最初のセクターは超高速で、ターン1とターン2を通過したら、耐えるしかない。身体にかかるGが非常に大きいからね」

「本物のコースだと言えるし、体力的にもとても厳しい」

 

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