ハースF1小松代表が見た、アロンソ衝撃の才能「実に正確にタイヤを使える……その能力は驚きでした」
今回F1通算400戦目を迎えたフェルナンド・アロンソについて、ハースF1の小松礼雄代表が語った。ふたりはルノーF1時代に、仕事を共にしたのだ。
Ayao Komatsu, Team Principal, Haas F1 Team, takes a look at the car of Fernando Alonso, Aston Martin AMR24
写真:: Simon Galloway / Motorsport Images
ハースF1の小松礼雄代表は、ルノーに在籍していた当時、フェルナンド・アロンソのタイヤを扱う能力について感銘を受けたと語った。
今回のメキシコシティGPで、アストンマーティンのアロンソは、F1通算400エントリーを達成することになった。うち3戦はスタートできていないため、400戦出走を達成するのはもう少し先(順調に進めばカタールGP)ということになるが、それでも前人未到の大記録である。
アロンソはミナルディでF1デビューした後、ルノー、マクラーレン、ルノー、フェラーリ、マクラーレン、アルピーヌ、アストンマーティンと渡り歩いて現在に至っている。そのルノー在籍時にともに働いたのが、今年からハースF1のチーム代表になった小松だ。
小松は2006年にルノーに加入。タイヤエンジニアを務めていた。その時にドライバーとして在籍していたのがアロンソで、そのタイヤの扱い方に感銘を受けたという。
「私は当時、(ルノーで)タイヤエンジニアを務めていました。そしてフェルナンドと、タイヤのテストをたくさんやったんです」
小松代表はメキシコシティGPのFIA公式会見でそう語った。
「感銘を受けたのは、その信じられないほどの理解力でした。もし彼に『このタイヤで20周のスティントを走って欲しい。最後の5周はこのラップタイムで走って欲しくて、インラップでタイヤを完全に使い切って欲しいんだ』と指示すると、彼はそれを正確に実行できるんです」
「2周目、3周目にどうなるか、どうドライブすべきかを正確に把握しています。20周後にタイヤがどうなるかも、分かっているんです」
「彼は決して、タイヤを余してしまったり、タイヤを使いすぎてしまったりということはありませんでした。本当に正確に、タイヤを使えるんです。その能力には、本当に驚きました」
この会見には、アロンソの現在の所属チームであるアストンマーティンのマイク・クラック代表も出席。アロンソを示す形容詞について「欲望……競争したいという欲望だと思う」と語った。小松代表もこれに同意し、次のように続けた。
「マイクが言ったように、ただの欲望なんだと思います。彼はこのスポーツを愛していますよね? そしてそれは、欲望なんだと思います。とはいえ、私にとっては本当に目を見張るモノでした」
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