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角田裕毅、完璧なオーストラリアGP。8位入賞で次戦鈴鹿に期待感高まる「日本の皆さんに希望を与えることができたかな」

F1オーストラリアGPで8位入賞を手にした角田裕毅(RB)は、次戦鈴鹿での日本GPに向け、良い勢いをつけられたと語った。

Yuki Tsunoda, VCARB 01

 RBの角田裕毅は、F1オーストラリアGPの決勝レースで8位入賞。今季初入賞を果たすとともに、母国戦となる日本GPを前に、絶好の勢いをつける結果となった。

 角田は予選から躍動し、アストンマーティン勢やメルセデスのルイス・ハミルトンを下して8番グリッドを確保。スタートではひとつ順位を落としたものの、その後はアストンマーティンのランス・ストロールを追いかけ、後方から迫るハース勢を抑えた。そして上位チームのうち3台がリタイアしたことで、8位入賞。4ポイントを持ち帰ることに成功した。

 今季開幕から、角田は常に10番手付近を走行してきた。しかし、特性の違うハースのマシンに前を抑えられるなどしたことが影響し、入賞を逃してきた。だが今回はそういう状況に陥ることも防ぐことができ、チェッカーを迎えた。

「週末を通じて、とても安定していました。FP1から、マシンの感触は良かったんです」

 そう角田はレース後に語った。

「だから僕らは、すべてをまとめなければいけないと思っていました。レースは簡単ではなく、いくつかのチームはペースを上げてきました。でも、最終的に僕らはパフォーマンスを最大限に引き出し、チャンスも活かすことができました。とても満足していますし、チームも素晴らしい仕事をしてくれたんです」

 この安定性は、昨年までとは異なると角田は語る。

「僕らのマシンはかなり安定していると思います。パフォーマンスの面で安定しているというのは、良いことだと思います」

「昨年はそうじゃなった……浮き沈みのようなモノがあったんです。今年、安定性は僕らの強みになっていますが、僕個人としては改善を続けていますし、前のレースから学んでいます」

 直近の2レースでは、前述のとおりペースはありながらも入賞を逃した。しかし今回クリーンなレースを戦い、実際に入賞にたどり着いたことは、今後に向けて大いに自信になっているようだ。

「直近の2レースでは、ペースはあったんですが、ポイントは取れませんでした。フラストレーションが溜まるような状況がいくつか起きたんです」

 そう角田は言う。

「ポイントを獲ることができるチャンスがあったのに、それを逃してきました。僕らには、クリーンなレースが必要だということは分かっていました。そして今日それが実現できたのは良かったです。今日は、まったくミスをしませんでした」

「このことは僕にとっても、チームにとっても、今後に向けて自信を持つためには非常に重要なことです。新しいチームになった今は、クリーンなレースをするのは簡単に聞こえるかもしれないけど、オペレーションなどは簡単なことではなかった……つまり、レースごとに大きく改善できているんです」

 角田曰く、今季のマシンVCARB01は、昨年のマシンよりも高いギヤで駆け抜けられるコーナーがあるという。そのことは、パフォーマンスが引き上げられている証拠になっているようだ。

「実際、昨年のマシンと比べて、いくつかのコーナーでは一貫して高いギヤを使ったりと、マシンのパフォーマンスは昨年のクルマと比較して大きく異なっているのが印象的です」

「昨シーズン前半は非常に苦労しました。それは大きく変化しました。自分自身、そしてマシンを改善するために、ものすごく努力する必要がありました。シーズン後半には、ものすごくたくさんのアップデートも投入しました……ほぼ毎レースだったと思います」

「その努力は間違いなく報われました。チームがやってきたことはとても印象的です。これは、フランツ(昨年までチーム代表を務めていたフランツ・トスト)の後押しができなければ、達成できなかったと思います」

 次戦は今季から春開催となる、鈴鹿サーキットでの日本GPである。この母国戦に向け、角田は次のように意気込みを語った。

「最高の形で、母国戦直前のレースを終えられました。少なくとも日本のファンの皆さんに少しばかり希望を与えることができたと思います」

「僕はまだ鈴鹿でポイントを獲得できていません。今の僕は、鈴鹿でポイントを獲らなきゃいけない。流れもいいですし、マシンの状況も良いと思います」

「今回のレースを終えて一旦自分をリセットして、もう一度プッシュし直さなきゃいけないと思います」

 

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