予選レポート
F1 オーストラリアGP
角田裕毅、またも上位殴り込み! 予選Q3進出で8番手。フェルスタッペンがサインツJr.とのポール争い制す|F1オーストラリアGP
F1オーストラリアGPの予選ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。RBの角田裕毅は8番手だった。
滑川 寛
公開日時: 2024/03/23 6:29
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アルバートパーク・サーキットで開催されているF1第3戦オーストラリアGP。予選ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。RBの角田裕毅は8番手となった。
グランプリ初日から2日目にかけて行なわれてきた3回のフリー走行で今週末の勢力図の輪郭がおぼろげながらも見えていたが、全車が同条件で走る予選でその序列が明確になった。下馬評通り、レッドブルとフェラーリがポールを争う形となった。
この前に行なわれた曇天のFP3から天候は回復し、青空がサーキット上空に広がった。セッション開始頃のコンディションは気温19度、路面温度35度という状況だった。
Q1
半公道サーキットが舞台ということもあり路面の改善幅は大きく、フリー走行と同様に今回はソフトタイヤ1セットで複数回アタックが可能。Q1ではコース上に留まりタイム計測を続けるというドライバーが多かった。
ここでは今回が虫垂炎からの復帰戦となるフェラーリのカルロス・サインツJr.がトップ通過。そこにレッドブル勢が続き、4番手にもう1台のフェラーリ、シャルル・ルクレールが並んだ。Q2進出に充分なタイムを記録していた上位勢はQ1最終盤までタイム計測を行なわなかった。
なおグランプリ2日目以降は全19台の出走となっており、Q1脱落は下位4台となった。というのも、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはFP1でマシンを大破させてしまい、チームメイトであるローガン・サージェントのマシンを引き継ぐ形で参戦を継続。チームはスペアシャシーを持ち込んでいないため、サージェントは欠場となったのだ。Q1ではそのアルボンが7番手タイムを記録し、マシンを託された責任を果たした格好だ。
RBの角田裕毅は1分17秒356でアルボンの後ろ8番手に。チームメイトで今回が母国戦のダニエル・リカルドは1分17秒466とQ2に進出も可能なタイムを記録したものの、ターン5でのトラックリミット違反を取られてタイム抹消。敗退決定となった。代わってハースのケビン・マグヌッセンが15番手でギリギリQ1通過となった。
リカルドの他、ハースのニコ・ヒュルケンベルグ、アルピーヌのピエール・ガスリー、フロントウイングに破損のあったキック・ザウバーの周冠宇がQ1ノックアウトとなった。
Q2
Q2に進出した15台が最初の計測を終えた時点では、レッドブルのフェルスタッペンが1分16秒387で暫定トップ。こちらも地元戦となるマクラーレンのオスカー・ピアストリが2番手につけ、サインツJr.がそれに続くというトップ3だった。
セッション後半にフェラーリ勢が新品タイヤを投入し、サインツJr.が1分16秒189を記録して上位に浮上してピットへ。上位につけるレッドブル勢と並んで、一足先にQ2のタイム計測を切り上げた。
結局Q1に続いてサインツJr.がQ2でもトップ。ルクレールは最後のアタックで1分16秒304までタイムを改善し、フェラーリが1-2体制でQ3へ駒を進めた。
Q2最終盤のアタックでは、当落線上にいるドライバーが新品ソフトタイヤで全力タイムアタック。角田が1分16秒791までタイム上げ、アストンマーティンのランス・ストロールも脱落圏内から抜け出したことで、メルセデスのルイス・ハミルトンが11番手に押し出されノックアウト。チームメイトのジョージ・ラッセルも10番手でギリギリ通過という状況だった。
またアルボンはチェッカーを受けずにピットへ戻り12番手。その他、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタス、ハースのケビン・マグヌッセン、Q2進出を“勝利”のように喜んだアルピーヌのエステバン・オコンがQ2で姿を消した。
Q3
迎えたポールポジションを決めるQ3。トップ10に残ったのはフェラーリ勢、レッドブル勢、マクラーレン勢、アストンマーティン勢、角田、ラッセルという面子。角田としては2戦連続でのQ3進出となった。
Q3序盤はフェラーリ勢とレッドブル勢、マクラーレン勢が新品ソフトタイヤでコースイン。角田とアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、ラッセルはユーズドタイヤを履き、タイミングをズラしたストロール以外の9台がQ3最初のアタックを行なった。
ここではフェルスタッペンが1分16秒048でトップ。フェラーリの2台が続いた。なおアロンソはターン6でグラベルに飛び出し、タイムを計測することができなかった。
ストロールは1分17秒201で最初の計測を終了。それと同時に他の9台が最後のアタックへ向け、全車新品のソフトタイヤを履いてピットアウトしていった。
まずはフェルスタッペンからアタックを開始。1分15秒915を記録して自身が持つトップタイムを更新した。
サインツJr.はセクター1で全体ベストを叩き出してフェルスタッペンの暫定ポールタイムに迫るも、セクター3で自己ベストを出せず2番手止まり。トップタイムに届くドライバーは現れず、フェルスタッペンの3戦連続ポールポジションが決まった。
3番手にはペレス、4番手にノリスが並んだ。ルクレールはセクター3でマシンの挙動が乱れてラップを中断し5番手となった。地元ピアストリは6番手だった。
角田は1分16秒788で8番手。7番手のラッセルには0.064秒届かなかったが、アストンマーティンの2台を上回ってみせた。
Main Information Additional Data Driver Info Driver Info
1
-
4
Main Information Additional Data
1
-
2
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 平均速度 1 マックス フェルスタッペン レッドブル 1 Red Bull Red Bull 6
1'15.915
250.290 2 カルロス サインツ Jr. フェラーリ 55 Ferrari Ferrari 6
+0.270
1'16.185
0.270 249.403 3 セルジオ ペレス レッドブル 11 Red Bull Red Bull 6
+0.359
1'16.274
0.089 249.112 4 ランド ノリス マクラーレン 4 McLaren Mercedes 6
+0.400
1'16.315
0.041 248.978 5 シャルル ルクレール フェラーリ 16 Ferrari Ferrari 5
+0.520
1'16.435
0.120 248.587 6 オスカー ピアストリ マクラーレン 81 McLaren Mercedes 6
+0.657
1'16.572
0.137 248.142 7 ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes Mercedes 7
+0.809
1'16.724
0.152 247.651 8 角田 裕毅 RB 22 RB Red Bull 6
+0.873
1'16.788
0.064 247.444 9 ランス ストロール アストンマーティン 18 Aston Martin Mercedes 5
+1.157
1'17.072
0.284 246.533 10 フェルナンド アロンソ アストンマーティン 14 Aston Martin Mercedes 6
+1.637
1'17.552
0.480 245.007 フルリザルトを見る
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