レースレポート

F1 マイアミGP

波乱もなんのその。フェルスタッペンがスプリント完勝! リカルド4位&角田裕毅の“ごっつあん”8位でRBダブル入賞|F1マイアミGP

F1マイアミGPのスプリントが行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。RBの角田裕毅は8位だった。

滑川 寛

公開日時: 2024/05/04 17:10

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB20, 1st position, takes the chequered flag

 マイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台に開催されているF1第6戦マイアミGP。大会2日目のスプリントではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した。RBの角田裕毅は8位だった。

 前戦中国GPに続いてスプリントフォーマットでの開催となったマイアミGP。初日にはスプリント予選が行なわれ、フェルスタッペンがSQ3で最速タイムをマークし、フェラーリのシャルル・ルクレールと共にフロントロウに並んだ。

 一夜明け、迎えた大会2日目。そのルクレールはスプリントのダミーグリッドへ向かうためピットのファストレーンを走行中に、ガレージから出てきたアルピーヌのエステバン・オコンに当てられるというアクシデントに見舞われた。

 幸い、2台に大きなダメージはなく、オコンはフロントウイングを交換するだけで済んだようだ。ただオコンはメカニックの制止を無視する形でガレージからマシンを出して他車に接触したことから、アンセーフリリースとの裁定が下り、10秒のタイム加算ペナルティが科された。

 なお、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスはスプリント予選で他車のアタックを妨害したとして3グリッド降格で19番手。ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはパルクフェルメ中にサスペンションを変更したため、ピットレーンスタートとなった。

 レース前から珍しいアクシデントが発生したものの、19台がグリッドへ。ほとんどのドライバーがミディアムタイヤを使用したが、後方15番手の角田裕毅(RB)と18番手のローガン・サージェント(ウイリアムズ)がソフトタイヤを履いた。

 気温29度、路面温度45度というコンディションの中、19周のスプリントがスタートした。

 ホールショットを獲得したのはフェルスタッペン。ルクレール、レッドブルのセルジオ・ペレスを交わしたRBのダニエル・リカルドが3番手に並んだ。

 その後ろではマクラーレンのランド・ノリスがターン1出口でストップ。メルセデスのルイス・ハミルトン、アストンマーティン勢が絡むオープニングコーナーでのポジション争いに巻き込まれる形で、アウト側にいたノリスがはじき出されたのだ。この混乱によって、ノリスだけでなく、アストンマーティンのランス・ストロールもリタイアとなった。

 レースはこのアクシデントによってセーフティカー出動となったが、4周目から再開。フェルスタッペンを先頭に各車がレーシングスピードへと戻っていった。

 トップの2台が抜け出す形となり、ペレスはリカルドを早々に料理して3番手に復帰。抜かれたリカルドはペレスに追いすがるも、9周目にもなると徐々に離され、フェラーリのカルロス・サインツJr.に攻め立てられた。しかしリカルドは、あの手この手で攻略を試みるサインツJr.に必死の抵抗。4番手を死守した。

 その後ろでは、スタート直後の混乱でポジションを上げたハースのケビン・マグヌッセンとハミルトンの8番手争いが白熱した。

 マグヌッセンは、ターン11のシケインをカットしてアドバンテージを得たとして10秒のタイム加算が科されながらも一歩も引かないディフェンスで、ハミルトンを抑え込み続けた。14周目には2台がターン11のブレーキングで“我慢比べ”を展開しオーバーラン! その間に、2台の後ろを走っていた角田がハミルトンを交わして9番手に浮上した。

 マグヌッセンはその後ポジションを落とし、角田が8番手に。ハミルトンが角田を追いかけた。

 各所で激しいバトルが展開される中、フェルスタッペンは首位を1度も譲ることなく最終ラップへ。そのままトップチェッカーを受けた。2位にはルクレール、3位にペレスが入った。

 4位にはサインツJr.の猛攻を守りきったリカルド。これで中団争いの中では貴重な5ポイントをチームに持ち帰った。

 5位サインツJr.以下はマクラーレンのオスカー・ピアストリ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグ。ハミルトンは最終ラップのターン11で角田を交わして8番手でチェッカーを受けたが、レース後、ピットレーンでの速度超過によってドライブスルーペナルティが科された。

 これにより、ハミルトンは16位に転落。代わって角田が8位に繰り上がり、スプリントでの1ポイントを掴んだ。RBとしては嬉しいダブル入賞となった。

 なお、ハミルトンと激しいバトルを展開したマグヌッセンは最終的に、コース外でアドバンテージを得たことによる10秒のタイム加算が3回、加えてトラックリミット違反による5秒のタイム加算が1回と計35秒のタイムペナルティが科された。完走したドライバーの中では最下位の18位降着と、入賞したチームメイトのヒュルケンベルグとは明暗が分かれる結果となった。

 このあとは日本時間5時から本戦用の予選セッションが開始される。スプリントから予選までの間には一度パルクフェルメが解除され、各チームはマシンセットアップ変更が可能となる。スプリントイベントで得たデータから、各チームがどう改善してくるのか、こちらも注目だ。

 

Main Information Additional Data Additional Data Driver Info Driver Info

   

1

 - 

5

   

Main Information Additional Data

   

1

 - 

2

   

順位 ドライバー #   周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 シャシー エンジン 1 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1   19

-

    2 8   Red Bull Red Bull 2 Monaco シャルル ルクレール フェラーリ 16   19

+3.371

3.371

3.371   2 7   Ferrari Ferrari 3 Mexico セルジオ ペレス レッドブル 11   19

+5.095

5.095

1.724   2 6   Red Bull Red Bull 4 Australia ダニエル リカルド RB 3   19

+14.971

14.971

9.876   2 5   RB Red Bull 5 Spain カルロス サインツ Jr. フェラーリ 55   19

+15.222

15.222

0.251   2 4   Ferrari Ferrari 6 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81   19

+15.750

15.750

0.528   2 3   McLaren Mercedes 7 Germany ニコ ヒュルケンベルグ ハース 27   19

+22.054

22.054

6.304   2 2   Haas Ferrari 8 Japan 角田 裕毅 RB 22   19

+29.816

29.816

7.762   2     RB Red Bull フルリザルトを見る  

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