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チャンピオンだけど“ポカ”もあったマクラーレン。ブラウンCEOはミスを認めるも「チームをより良くするための教訓へと変えてきた」と誇る

マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンはファンに向けた公開メッセージの中で、2025年シーズンのミスが将来に向けてチームをより強くすると語った。

Lando Norris, McLaren, Oscar Piastri, McLaren

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写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images

 2025年シーズンのF1でドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの2冠を手にしたマクラーレン。ザク・ブラウンCEOがファンに向けた公開メッセージを綴った。

 2024年のコンストラクターズチャンピオンに輝き名門復活を印象付けたマクラーレンは、昨季も開幕から圧倒的なパフォーマンスでグランプリの主役に。9月のシンガポールGPの時点で早々とコンストラクターズタイトル2連覇を決めた。

 一方で、1998年以来となるダブルタイトルの獲得……つまり2008年以来のドライバーズタイトルには、はるかに苦労することになった。その一因は、共にタイトルを争っていたランド・ノリスとオスカー・ピアストリを平等かつ自由に競わせるという判断があった。ふたりのドライバーの扱い方に関しては、シーズン中にも度々論争が巻き起こった。

 さらにマクラーレンはいくつかのミスが積み重なった。ラスベガスGPではスキッドブロックの摩耗により車検落ちし2台が失格になり、そしてカタールGPでは序盤のセーフティカー時にステイアウトする判断が裏目に出てポイントを落とした。その他にもピットでの作業ミスや技術的トラブルも散見された。

 これによって、レッドブルのマックス・フェルスタッペンによる猛追を許し、最終的にはノリスが2点差でフェルスタッペンを下してチャンピオンに輝いたものの、危うく王座を取り逃がしてしまうところだった。

 しかしブラウンCEOは公開書簡の中で、これらの失敗は将来に向けてチームをより強くするものだと強調した。

「道中には困難な瞬間があり、相手に利を与えるミスをいくつか犯したのは事実だ。これは認めるべき重要なことだが、我々は迅速に対処し、チームをより良くするための貴重な教訓へと変えてきた」

「我々はレーサーであり、この世界に長く身を置いていれば『s***』なことは起きると理解しているし、それもゲームの一部だ。重要なのは、そうした状況にどう反応し、前進する原動力に変えていくかだ。ミスをしたら責任を取る。困難な状況にも、率直かつオープンに、建設的に向き合い、より強く、より結束した形で前に進んでいく」

「昨年学んだ教訓は数多くあったが、我々の継続的な進化の一部であり、今後に向けた備えを間違いなく万全なものにしてくれる。我々は比較的若いチームだが、学習は早く、強い意志と目的意識を持って立ち直る。チャンピオンシップは、プレッシャー下でチームがどう対応するかによって決まるものだ。その困難な瞬間をどう乗り越えたかを、私は誇りに思う」

 マクラーレンとライバル勢は、2026年の刷新された新技術規則の下で、再びゼロからのスタートを切ることになる。つまり、グラウンドエフェクト時代終盤で見せたマクラーレンの圧倒的な強さは、何の保証にもならない。

 ブラウンも「現時点で勢力図がどうなるかを正確に予測できる者はいない」と認めつつも、2025年シーズンに3年目ながら王座争いを経験したピアストリが、2026年序盤から強烈な走りを見せるだろうと確信しているという。

「オスカーは最大限の称賛に値する」

「彼は信じられないほど素晴らしいシーズンを送った。まだF1で3シーズンしか戦っていないことを忘れてしまいがちだが、年齢以上の経験値とスキルを備え、常に最高レベルのプロ意識と敬意をもって行動している」

「彼が加入した瞬間から、我々はスターになる存在だと確信していた。これほど短期間でタイトル争いをするドライバーへと成長する姿を見られたのは喜ばしいことだ。今後も彼の評価は、さらに高まっていくと確信している」

 

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