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レースレポート

ラッセル今季初優勝! 新人アントネッリが初表彰台を獲得。レッドブル角田裕毅は最後尾から追い上げ12位|F1カナダGP決勝

F1第10戦カナダGPの決勝レースではメルセデスのジョージ・ラッセルが優勝。レッドブルの角田裕毅は12位だった。

George Russell, Mercedes, Andrea Kimi Antonelli, Mercedes

George Russell, Mercedes, Andrea Kimi Antonelli, Mercedes

写真:: Mark Sutton / Formula 1 via Getty Images

 ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されたF1第10戦カナダGPの決勝レースを制したのは、メルセデスのジョージ・ラッセルだった。

 この週末、カナダ・モントリオールは天候に恵まれた。決勝日の6月15日(日)も青空が広がり、決勝前の気温は23度、路面温度は49度というコンディションだった。

 フロントロウには前日の予選でポールポジションを獲得したラッセルと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが並び、ドライバーズランキングをリードするマクラーレンのオスカー・ピアストリとメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが2列目につけた。

 レーシングブルズのリアム・ローソンとアルピーヌのピエール・ガスリーがパワーユニット交換によりピットレーンスタートを選択。レッドブルの角田裕毅はフリー走行3回目で赤旗中にオーバーテイクしたことにより10グリッド降格ペナルティが科されたことで、グリッド最後尾の18番手からスタートを迎えた。なお大多数のドライバーがミディアムタイヤを選択し、後方のドライバーはハードタイヤをスタートで選んだ。

 70周の決勝レースの幕が開けると、ラッセルが蹴り出し良くホールショットを獲得。2番手にフェルスタッペン、アントネッリはピアストリを交わして3番手に浮上した。

 ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンがシケインで飛び出すシーンもあったものの、オープニングラップに大きなアクシデントもなく、20台が2周目を迎えた。

 序盤は首位ラッセルに対して1秒以内の差まで迫っていたフェルスタッペンだったが、5周目を過ぎたあたりからペースを落ち、12周目終わりに早くもピットイン。ハードタイヤに履き替え、メルセデスもアンダーカット阻止のために首位ラッセルを翌周ピットへ呼び込んだ。

 この頃にはミディアムタイヤ勢のデグラデーション(性能劣化)が顕著に現れ、続々とピットでハードタイヤに交換した。ハードタイヤでスタートした中で最上位を走っていたマクラーレンのランド・ノリスが形式上トップに浮上したが、27周目にはラッセルがピットストップ1回分をコース上で挽回してすぐ後方まで迫った。

 上位のハードタイヤ勢はレース折り返しを前に最初のピットイン。ノリスがミディアムタイヤを選んだ一方で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2スティント目も続けてハードタイヤを履いた。これで再びラッセルが首位に戻った。

 2番手フェルスタッペンは、2スティント目でもペースに苦しみ、37周目終わりにピットイン。新品ハードタイヤに履き替えた。直前に1秒差まで追い上げていたアントネッリは翌周にピットへ戻りオーバーカットを狙ったが、わずかに届かずフェルスタッペンの後方を走った。

 ラッセルは42周終わりにピットイン。ピアストリ、ノリスが2回目のピットストップを済ませたところで、アルボンがマシントラブルによりターン11の退避エリアにマシンを止めた。一時的に黄旗が振られたが、レースに大きな影響を及ぼすことはなかった。

 ルクレールが53周終わりに2回目のピットストップを行ない、ラッセル、フェルスタッペン、アントネッリ、ピアストリ、そしてノリスのトップ5がそれぞれ1秒前後の差で走った。

 ピアストリとノリスは複数周にわたってDRS圏内で激しい4位争いを繰り広げ、66周目のターン10ではノリスがついにチームメイトを捉えたかと思われた。しかし最終シケインのブレーキングでイン側にいたピアストリが再び4番手を取り戻し、ノリスがターン1に向けて再び攻撃を仕掛けたことで2台が接触……ノリスはウォールの餌食となった。

 これでセーフティカーが出動。ピアストリはこの間にピットでタイヤを交換したが、4番手をキープすることができた。またセーフティカー先導中に、先頭のラッセルが激しくブレーキングしたことで、フェルスタッペンが危うく抜きかけるというシーンもあった。ラッセルには、フェルスタッペンをペナルティポイント累積でレース出場停止に追い込もうという意図があったのかもしれない。

 レースはセーフティカー先導のままファイナルラップへ。ラッセルがそのままトップチェッカーを受けて今季初優勝。2位はフェルスタッペン。アントネッリが3位でF1初表彰台を手にした。メルセデスは昨年のラスベガスGP以来のダブル表彰台となり、暑いコンディションでも戦えるということを示した。

 ピアストリは4位だったが、遺恨を残すノリスとの接触により、その表情は曇っていた。なおリタイアによりドライバーズランキングで22ポイントのリードを許したノリスは、無謀なオーバーテイクだったとして自身の非を認めた。

 5位ルクレール以下は、フェラーリのルイス・ハミルトン、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、ハースのエステバン・オコン、ウイリアムズのカルロス・サインツJr.というトップ10だった。 

 角田はハースのオリバー・ベアマンを挟んで12位。スタートでひとつポジションを上げ、ハードタイヤで56周を走り、後半はミディアムタイヤでオーバーテイクを重ねるというレース展開だったが、自身参戦100戦目という節目のレースでポイントを獲得することは叶わなかった。

 なおオコンとサインツJr.は、ターン2で不自然な動きがあったとして、アントネッリやピアストリら合計7台はセーフティカー中の手順に違反があったとして、それぞれ審議対象となっている。また、ピアストリとノリスの接触に関しても、レース後に審議が行なわれる予定である。

   
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2
   
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 シャシー エンジン
1 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63 70

-

    5 25   Mercedes Mercedes
2 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 70

+0.228

0.228

0.228   5 18   Red Bull Red Bull
3 Italy アンドレア・キミ アントネッリ メルセデス 12 70

+1.014

1.014

0.786   5 15   Mercedes Mercedes
 

この記事に含まれるトピック
滑川 寛
F1
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