レースレポート

F1 ハンガリーGP

1ストップ敢行ノリスが僚友ピアストリ退け今季5勝目。不振レッドブルはフェルスタッペン9位、角田裕毅17位|F1ハンガリーGP決勝

F1ハンガリーGPの決勝レースを制したのは、マクラーレンのランド・ノリス。レッドブルの角田裕毅は17位だった。

滑川 寛

公開日時: 2025/08/03 15:15

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Lando Norris, McLaren

Lando Norris, McLaren

写真:: Clive Rose / Getty Images

 サマーブレイク前最後の1戦となるF1第14戦ハンガリーGP。8月3日(日)の決勝レースでは、マクラーレンのランド・ノリスが勝利を収めた。レッドブルの角田裕毅は17位だった。

 舞台は低速・中速コーナーで構成されるブタペストのハンガロリンク。今年のF1開催に向けてサーキットは大改修を受け、週末を通して30万人のファンがグランドスタンドを彩った。

 日曜日は午前中に雨が降り注いだものの、決勝レースに向けたセレモニーが行なわれている時点で、路面は完全ドライ。ただ気温22度、路面温度33度と涼しいコンディションとなった。

 そうした路面状況も後押ししてか、予選上位勢がミディアムタイヤを選んだ一方で、後方にはハードタイヤやソフトタイヤなど、異なる戦略でポジションアップを目論むドライバーも少なくなかった。ピットレーンスタートの角田はミディアムタイヤを履いた。

 70周の決勝レースが幕を上がると、ポールポジションからスタートしたフェラーリのシャルル・ルクレールが抜群の蹴り出しで首位をキープ。マクラーレンのオスカー・ピアストリが2番手で続いた

 その一方で、ピアストリのチームメイトであるノリスはオープニングラップで、メルセデスのジョージ・ラッセルとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソに交わされて5番手まで後退。その後アロンソを抜き返したものの、ラッセルの後方では攻め手を欠いた。

 トップ4台の後ろは大きく離れてアロンソ以下がDRSトレイン状態に。キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、レッドブルのマックス・フェルスタッペンなどが1秒前後の間隔で続いたが、第1スティント終盤に差し掛かるとアロンソはペースを上げて後続を突き放した。

 15周以降から多くのドライバーが最初のピットストップを行ない始めた。2番手のピアストリは18周目にピットでハードタイヤに交換。首位ルクレールもこれに反応して翌周ピットに入り、ピアストリの約1秒前方でコースに戻った。

 ルクレールとしてはピアストリに対してアンダーカットを阻止することができた。しかしノリスが1ストップ戦略で走り切ることを狙い、32周目まで第1スティントを引っ張ったため、首位に戻ったルクレール、2番手のピアストリとしても余談を許さない状況となった。

 マクラーレンはピアストリに対して、40周目終わりにピットへ戻るよう指示……ただ、ピアストリはコース上に留まり、それに釣られたか、ルクレールが先に2度目のピットイン。ピアストリは45周目終わりまで2度目のタイヤ交換を引っ張った。

 これで1ストップ戦略のノリスが首位。ピアストリはフレッシュなタイヤを活かし、51周目にルクレールを攻略して、7秒先のチームメイトを追いかけた。

 マクラーレン勢の好きにさせてしまい、3番手まで後退したルクレールは怒り心頭。後方から迫るメルセデスのジョージ・ラッセルに対して激しいディフェンスを繰り広げるも、62周目には先行を許し表彰台圏内から転げ落ちた。

 優勝を争うマクラーレンの2台は、65周目には1秒圏内に接近。バックマーカーをかき分ける首位ノリスは、迫るピアストリに対して14周古いタイヤであり、68周目のターン1ではブレーキングポイントを逃してオーバーランしかけた。逆にピアストリも69周目のターン1では、インを突こうと試みたものの、タイヤをロックアップしてノリスに追突しかけるなど、2台が限界ギリギリのバトルを展開した。

 ピアストリはファイナルラップもコンマ数秒差で攻め立てるも、ノリスがチェッカーまで逃げ切り優勝。今季5勝目を飾り、2位に入ったドライバーズランキング首位ピアストリとのポイント差を9点に縮めた。

 残る3位表彰台の一角に滑り込んだのはラッセル。ルクレールはラッセルに繰り出したディフェンスが危険だったとして、5秒のタイム加算ペナルティが科されたものの、後方に十分なギャップがあったため4位を守った。

 5位アロンソ、6位ボルトレトと師弟コンビが貴重なポイントを獲得。ランス・ストロールが7位に入ったことで、アストンマーティンはダブル入賞となった。レーシングブルズのリアム・ローソンは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンのひとつ前8位フィニッシュ。10位にメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが入った。

 角田はピットレーンスタートから隊列の後方に追いついたものの、そこから追い抜いていくだけの戦闘力がなく17位。ハンガリーGPを通して苦戦を強いられたレッドブル陣営は、サマーブレイク期間中に課題を洗い出し、そして気持ちをリセットし、F1オランダGPを迎えることができるだろうか?

順位結果詳細 リタイア原因など リタイア原因など Driver Info Driver Info

   

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順位結果詳細 リタイア原因など

   

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0.698   2 18   McLaren Mercedes 3 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes F1 W16 70

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