ノリス最速でルクレール退ける。3番手サインツJr.はロングランでも侮れない? 角田裕毅9番手|F1イタリアGP FP2
F1イタリアGPのフリー走行2回目では、マクラーレンのランド・ノリスが最速タイムをマーク。レッドブルの角田裕毅は9番手だった。
Lando Norris, McLaren
写真:: Federico Manoni / NurPhoto via Getty Images
モンツァ・サーキットを舞台に開催されている第16戦イタリアGP。初日の走行を締めくくるフリー走行2回目では、マクラーレンのランド・ノリスがセッション最速タイムをマークした。
この日は快晴の青空がサーキット上空に広がり、FP2が開始された現地17時の段階では気温27度、路面温度41度という温かいコンディションだった。
1時間のセッションがスタートすると、各車がミディアムタイヤやハードタイヤを履いて続々とコースイン。フリー走行1回目のデータを元に微調整が施されたマシンのセットアップを試した。FP1でルーキーに走行機会を譲ったマクラーレンのオスカー・ピアストリ、アルピーヌのフランコ・コラピントにとっては、これがこの週末初走行となった。
するとセッション開始から10分が経過したところで、今回が母国戦となるメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがレズモ2でコースオフ。グラベルから抜け出せず、早々にマシンを降りることとなった。
アントネッリのクラッシュによってセッションは赤旗中断。マシン回収やコース清掃を経て6分程度の中断で再開となった。1セット目のタイヤとしてミディアムタイヤを履いたマックス・フェルスタッペンが1分20秒710でしばらくトップに立っていたが、セッション折り返しを前にウイリアムズのカルロス・サインツJr.がこれを0.127秒上回った。
セッション中盤からは各車が新品ソフトタイヤを投入。予選想定プログラムでアタックを開始し、マクラーレンのランド・ノリスが1分19秒878をマークしてトップに躍り出た。ソフトタイヤでも複数回のアタックが可能のようで、フェラーリのシャルル・ルクレールが周回を重ねたタイヤでタイム差を縮めて2番手に並んだ。3番手には好調サインツJr.がつけた。
セッションが残り20分となると各車が再びガレージにマシンを戻した。今度は燃料を多めに搭載し、ユーズドタイヤで決勝を見据えたロングランプログラムへと移った。
そのためタイムシートに大きな動きはなく、ノリスがFP2最速でセッション終了。0.083秒差でルクレールが2番手、0.096秒差でサインツJr.が3番手に並んだ。
4番手以下はピアストリ、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、角田裕毅(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)というトップ10。角田はトップのノリスから0.391秒差、フェルスタッペンから0.192秒差だった。
ロングランでは各車の燃料搭載量やマッピングなど不確定要素も多いが、ユーズドのミディアムタイヤを履くノリスが1分23秒台で安定した周回を重ねており、リタイアに終わった前戦からの巻き返しに気合が入っているようだ。対抗馬はやはりチームメイトのピアストリだろう。
マクラーレンのライバル勢を見てみると、ルクレール(ソフトタイヤ使用)やフェルスタッペン(ミディアムタイヤ使用)も1分23秒台を時折記録したものの、タイムにはややバラつきがあった。一方でミディアムタイヤを履いたサインツJr.は1分24秒台前半から1分23秒台にかけて周回を重ねるごとにタイムを改善しており、タイヤデグラデーション(性能劣化)をフューエルエフェクトが上回っていたことが分かる。一発の速さもありタイヤにも優しいとなれば、決勝ではダークホースとなるかもしれない。
さて角田はミディアムタイヤを履いてロングランを実施し、1分25秒台から1分24秒台にかけて周回ごとにタイムを改善した。こちらはフェルスタッペンとプログラムを分担し、ファーストスティントを想定し燃料搭載量が多かったのかもしれない。そうでなければ一大事だが、少なくとも激しいタイヤデグラデーションの症状は見られない。
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| 順位 | ドライバー | # | シャシー | エンジン | 周回数 | タイム | 前車との差 | タイヤ | 平均速度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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4 | |
McLaren | Mercedes | 28 |
1'19.878 |
S | 261.083 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2 | |
16 | |
Ferrari | Ferrari | 29 |
+0.083 1'19.961 |
0.083 | S | 260.812 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 3 | |
55 | |
Williams | Mercedes | 30 |
+0.096 1'19.974 |
0.013 | S | 260.769 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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